茅ヶ崎の酒蔵兼ブルワリーへ、そして秋の深まりの中で焼きパプリカのアンチョビ和えを食す
秋の風情が漂う田園を抜けて海岸通りではなく茅ケ崎の奥まったところにある
神奈川県内でも数少なくなってきた酒蔵にお友達4人と出かけてきました。
我家のボロ車のナビが言う事を聞かなくなってきましたので
今回はお言葉に甘えて車に乗せて頂くことになりました。元々方向音痴です。
何回か来ているのにどうも道順を覚えられません。ですからナビが無いと
お手上げです。
明治5年創業というこの造り酒屋さんには
懐かしい雰囲気を感じる建物や、子供の頃の懐かしい香りを思い出しました。
蔦が絡まる古い木造の壁には敷地内で作られている
湘南ビールが飲めるOctober fest、
あれドイツ語で書いてありましたOktober fest。
何だかそのポスターを見ていたら
美味しいソーセージやザワークラウトが食べたくなってきました。
パン工房兼カフエにも手作りのソーセージを売っていました。
蔵元料理と銘打った懐石料理のお店の横にある
石灯籠や素敵な植栽が落ち着いた雰囲気を出しています。
丁度訪れたカップルが写真を撮っていました。蔵元の昔ながらの煙突が
昭和初期から続くこの場所の歴史を物語っています。
中庭の大きな楠木?の側にあるベンチもお天気の良い日は
ここでサンドイッチなど買ってゆっくり頂くのも良いかもしれません。
蔵元料理のお店のテーブルから眺める竹林。
風情があります。
前後しましたがお食事がすんで酒種で作られたパンの
ベーカリーショップ兼カフェで美味しいコーヒーを頂きました。
中々手の込んだ美味しいお食事でした。
お酒は皆さんあまり飲めないのでメニューのみ眺めて
雰囲気のみ頂きました。
偶にはこういったお料理も頂かないと
主婦の腕も上がりません、な~んて。
秋鮭の麹漬けだったか?
どのお料理もとても美味しくて
楽しい会話と素敵な場所でひと時を過ごす事が出来て感謝です。
先日何かのお料理の記事で焼パプリカの
アンチョビとオリーブオイルで和えたものを美味しそうに
作っていましたのを見て冷蔵庫にあるパプリカの消費にピッタリと思い
作ってみましたらこれが美味しい!
爺さんのおつまみにもピッタリ!
パプリカを強火で焼いてキッチンペーパーで皮をきれいに
ふき取ります。オリーブオイルとレモン果汁、塩コショウ、
アンチョビを刻んだものの中にパプリカを
入れて和えて出来上がり。
美味しいです。
パプリカが余ったときにリピート間違いなしです。
お料理に凝った婿殿がとうとうストーブのこんな可愛いお鍋を
買ったと、メールで送ってきました。へ~こんなストーブもあるのですね。
始めて見ました。
彼岸花も満開になってそろそろ咲終わりの時期になりました。
植物の様子を観察していますと季節の移ろいの早いことを感じます。
そして一日一日を大事に暮らして行こうと改めて感じます。
私に似たナマケモノのカモが渡り鳥の本領を忘れて北に帰らず
ここの池や川にとどまっているのを気になって見ていますが
いつもの三羽烏ならぬ三羽カモだと思っていましたら4羽でした。
もしかするともう少しいるのかもしれません。
のんびり泳いだり羽を乾かしているのを見ると何だか癒されます。