爺さんの手仕事?とレーズン酵母パン
コロナコロナと鬱々としておりましたが
先日いつものように愛知の山間に住む爺さんの友人から
筍が送られてきました。
今年は猪があまり出なかったようで有難いことに
無事に美味しい新鮮な
筍を頂くことが出来ました。
いつも労を惜しまず手をかけて
送ってくださり感謝致しております。
毎年有難くも頂く筍の処理は爺さんの仕事です。
糠を入れたお湯を沸かして筍を茹でます。
中々手際が良いのでござります。
煮沸して真空状態で1年間は冷蔵庫の中で保存できます。
中々に便利で筍のお刺身や木の芽和え
炊き合わせ、筍ご飯にてんぷらと色々と
お料理に活躍します。
そろそろ庭の山椒の木の新芽も出てきましたので
これを使った木の芽和えがたのしみです。
お野菜をネットスーパーで送ってもらった中に
ビーツがありました。これは嬉しい。
去年だったかビーツでボルシチを作って以来興味が湧いてきた
お野菜です。ポーランドでお婿さんが作ってくれた
ブラツキ?が美味しかったので教えて貰って帰ろうと
思っていましたのに忘れて帰国しました。
取り敢えず何か考えて作ってみることにしました。
薄切りにしたビーツをバターで炒めて塩、コショウ、お醤油 お砂糖少々
レモン果汁を入れてカーボロネロ(黒キャベツ)もありましたので
入れてみました。中々に美味しいです。お薦めです。
じゃが芋とビーツを角切りにして茹でてマヨネーズとレモンで和えて
青みを散らしてサラダにしました。さっぱりと美味しく頂きました。
レーズン酵母初挑戦6日目にふたを開けるとシュワっと
酵母が活発に活動している状態になってきていました。
成功です。
レーズンを取り出し酵母液を清潔な容器に
よく混ぜます。これが一回目の種になります。
温かいところに置き発酵を待ちます。
二回目三回目と酵母液に粉と水を適量足していきます。
沢山の方が作り方をYouTubeに載せておられて
とても参考になりました。有難いことです。
輪ゴムを付けた場所からどんどん発酵が進んできて
干しブドウとお水だけなのに
酵母の力を改めて知り驚きの体験でした。
そして微生物も生きているということに気付き
何だか愛おしくなってきました。
そして大事に保存して美味しいパンを焼くことが
楽しみでわくわくしています。
発酵を早めるためにヨーグルトメーカーに入れて見ましたら
ご覧の通りの状態になりました。
出来すぎです。生きている酵母を大事に分けて冷蔵庫で
保存しました。
手づくり酵母菌でカンパーニュを焼いてみたくて
発酵籠をアマゾンで購入しました。若い時分にベターホームで
パンを習いました時に作ったカンパーニュは
籠は使いませんでしたので
これは楽しみです。
長時間発酵をして膨らみましたが
生地が柔らかすぎて大失敗となりました。
おまけに火が強すぎて焼き過ぎてしまいこんなになってしまいました。
全粒粉で胡桃や種に使ったレーズンを入れて
焼きましたのでまあ中身はこんなものかと、
失敗は成功の母?次回リベンジすることにします。
次の日レーズン酵母の中種を入れた強力粉で
また作ってみましたがこれは上手くいきました。
外はカリッと中はもっちりとして
美味しく頂きました。
これを機に色々と挑戦してみたいと思います。
お野菜セットのお野菜を洗ってコランダーに入れて
水切りして眺めておりましたら幸せな気分になりました。
お野菜の色って綺麗ですね。
美しいお花に匹敵します。
我家の赤紅葉も茂ってきました。
枝垂れ紅葉も赤くなってきましたが新緑の季節を過ぎると
深いグリーンにチェンジしてきます。
色が変わるのは本当に楽しみです。
森の木々の緑も青々としてきて新緑の時期を迎えています。
最後に咲くカスミザクラもいよいよ咲終わりになってきました。
此れから5月を迎え新緑が眩しい季節になります。
世の中不穏で落ち着かない毎日ですが
季節は淡々と過ぎていき、
自然の営みは変わらず私達を慰め勇気付けてくれているような気がします。