海老のアメリケーヌソースとクランベリーのジャム作りそして好物の最中を食す。
今年もはや残す所あと一ヶ月半となりました。
コロナコロナと心も体も縮まった年であった一年ですが
それでも過ぎてしまうとアッという間でした。
まあ考えてみますと元々怠け者でございます。
家の中に閉じこもって家事をすることが好きな方ですので
特別出かけなくとも苦にならない質です。
然しこのまま怠け癖が付いてどこにも出かけなくなってしまう
と言うのもよくありませんので
そろそろ色々計画を立ててみようかなと思ってはいます。
そんな事を思いながら今日も森に出掛けてみました。
10月の肌寒かった陽気とは打って変わって霜月に入ってからは
雨もあまり降らず温かい穏やかなお天気が続いています。
公園の緑も色付いてきました。
いつもの小川にもアブラハヤが増えてきて
小さな群れを成して気持ちよさそうに泳いでいます。
天敵の川鵜もこの所見ません。
川鵜は餌を求めて移動しているのでしょうか?
気になるところです。
川岸の浅瀬の辺りで川の中に立ててある木の枝に
カワセミの幼鳥が獲物を狙って止まっていました。
その横を鴨と鯉がのんびりと泳いでいて、
何だか日本画の風景のようだと
暫く眺めておりましたら
またもや川向うから詩吟を朗々と歌われる声が
聞こえてくるではありませんか!
素敵な風景に縮まったこころとからだが
ほっこりとして嬉しくなってきました。
然しこんな風景も携帯ではなく本格的なカメラだと
どんなに綺麗に映るのかと思うと
カメラの趣味がない自分が恨めしくも思えてきます。
久し振りにコストコに買い物に行ってきました。
アルゼンチン産の天然赤海老が余りに美味しそうだったので
アメリケーヌソースを作るのにも丁度良いと買ってきました。
海老の写真を撮るのをすっかり忘れておりまして
仕込み途中の写真のみになってしまいました。
海老の背ワタを取り身はお刺身と出来上がったアメリケーヌソースを
絡めてパスタにしたり お魚や貝のお料理のソースに使います。
頭と香味野菜をバターで炒めて塩コショウ、白ワイン、ベイリーフ
トマトピューレ、コンソメなどを入れて
暫く煮て漉し器で濾したものがアメリケーヌソースで
本格的に作ると大変に手が掛かるという事ですが
これでも十分に美味しく満足出来ます。
海老の旨味が濃いお味で味見をちょくちょくしてしまいます。
冷めてから容器に分けて冷凍しておくと色々と使えます。
海老の頭にはかなりの旨味がありますね。旨味の宝庫です。
そのまま食べるのは酸味が強すぎて
食べられませんがジャムにすると大変身します。
矢張り冷凍のクランベリーではなくて生の実は
ジャムにするには最高ですね。
付け合わせにもちょっと使えますし
朝食のパンにも付けて頂きますが
甘酸っぱい酸味が本当に美味しいです。
煮詰めていますと真っ赤な発色がとてもきれいで
甘酸っぱい香りに
ついぺろりと味見してしまいます。
出来上がりを瓶に詰めるときはウキウキします。
散歩途中に見るベンガルボダイジュの実も
赤くなってきました。赤い実って可愛いですね。
クリスマスシーズンの緑の葉と赤い実も
何故だかこころがウキウキします。
お遣い物にするために久し振りに大好物の
古印最中をお願いしました。
頃合いよく煮た餡子がたっぷり入っていて
美味しいったらありません。
差し上げた方からも喜んでいただけました。