秋に聴くワルシャワからのショパンの響きそして小さな秋と実り
朝夕は空気が冷たく感じる頃となりました。
夕焼けの対比が美しい写真が送られてきました。
季節は移ろい泣いたり笑ったりしながらも確実に
過ぎ去っていきます。
この所深夜に爺さんが低血糖を起こし血糖値が22という
今迄に経験した事のない数値に慌てふためき
何とかブドウ糖を腸ろうから注入し68から110代まで
戻しましたが生きた心地がしませんでした。
つくづく一人で対処することに限界を感じてしまい
長年お世話になったかかりつけの先生から訪問診療に
切り替える時期を思い悩んでおります。
夜の帳が下りる頃近くのヴァベル城迄
娘の家族三人で散歩に出かけた写真です。
夕暮れのヴァベルも素敵です。
すっかり秋らしくなった公園で木の実や枯れ葉で
楽しそうに遊んでいる孫の写真に例え会えなくとも
爺さんも私も癒されております。
そんな秋にワルシャワではショパンコンクールが開かれています。
今回は私の好きなピアニスト牛田智大くんが出ていますので
どんな演奏を聞かせて頂けるのかと楽しみにしていました。
ところが二次予選で簡単に通過すると思っていた
素晴らしい演奏を聞かせてくれた智大君が残らなかったのは
がっかりというか私の様なピアノがただ好き素人婆さんには
理解できませんでした。
残念の一言です。
然しあまり好きではなかった(ごめんなさい)小林愛実さんの演奏に
胸が震えて涙が止まりませんでした。
正に魂の演奏だと思います。
心も体も疲れて倒れそうな気持ちの時に深夜聞いた
アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ
ワルツ5番は私の心に永遠に残る名演奏でした。
唯々感動しました。
どうしてファイナルに向けて進めなかったかがわかりません。
ショパンコンクールの様な大きなコンクールには
魔物がいるのでしょうね。
素人の婆さんには理解不能です。
でも牛田君は必ずやリベンジしてくれると思っています。
これからも楽しみに聞かせて頂きたいと思います。
去年は14,5個も収穫できた我が家の富有柿ですが
今年は4個のみであとは大きくなる前に落ちてしまいました。
大事な4個を大切に愛おしみながら頂くことにします。
爺さんの看護に明け暮れておりましたら
森の散歩からすっかり遠のいておりました。
久し振りに暇を見つけて歩いて見ましたら
ホトトギスがすでに咲終りのようでしたが
よく見ると蕾がまだまだ残っていて葉の艶もよく
来週あたりまでは楽しめそうです。
湧水がチロチロと出ている小さな小川も
耳を澄ますと優しい水の音がして心が癒されます。
天高く馬肥ゆる秋、秋は食欲の秋でもありますが
少々疲れが後を引き私にしては珍しく食欲が湧きません。
体の為にも捕食を取る事が良いと
いつも通院しているドクターに教えて頂いた
マクロビ派という全粒粉、アーモンドやヒマワリの種
ドライフルーツ等が入って動物性素材なしというものです。
味は先ず先ずですが美味しいバターやお砂糖入りのクッキーに
慣れていると?ですが。体に優しいのは間違いありません。
此方は最近見つけた砂糖不使用、グルテンフリー、
乳製品不使用というニュージーランド発のトム&ルークという
チョコレートスナックボールです。
最近は健康上の問題やブームもあるのでしょうが
お砂糖を使わないお菓子が出てきているのですね。
甘味は矢張りデーツがお砂糖の代わりに使われているようです。
私的には試食してみましたが
う~ん凄く美味しいとは言い難しと言ったところです。
美味しくないともいえませんし
好みが分かれそうです。
矢張りバター好き人間としましては
美味しいものを少しだけ頂く、これに尽きると思いました。
爺さん一歩進んで二歩後退!ニューヨークで流行りの?ボーンブロススープそして手作り舟和の芋羊羹に栗のペースト
我が家の庭の富有柿の木は今年は元気がありません。
去年はまずまずの豊作でしたのに今年は実が大きい割に6個しかついておりません。
それも昨日見て見ると2個落下して4個になっておりました。
肥料もやらず面倒見も悪いのに
これだけ生ってくれていることに感謝しなければと思いながら
出来が良くないと言う、何と得手勝手な主だとは自覚しております。
さて、爺さんの1回目の免疫療法が終わりました。
矢張り高熱が2日ばかり続きましたが頂いた解熱剤で
何とか凌ぎました。
流石に倦怠感が強く癌の痛みもあるようで側にいる私も重い気持ちです。
我慢強い爺さんですが流石にやせ細ってしまった体には
堪えるようです。
然しそんな中でも森から聴こえる四十雀の声や
木々を渡る風の音に暫しの癒しを貰っています。
私達の終の棲家となった今の我家ですが主人の母が住み始めた頃は
森がすぐ傍にあり横浜から遊びに来た親戚の叔父たちが
「お化けが出そうなところだな」と言ったと義母が苦笑していたのを覚えています。
でも今はこうして自然を身近に感じられて爺さんの養生にもプラスになり
有難いことと感謝しています。
今年の秋海棠はとても元気に咲いて
私達を楽しませてくれています。
今年も愛知の山里から爺さんの友人が栗を送ってくださいました。
爺さんが電話でお礼を言っておりましたが
自分の病状の話はしておりませんでしたからお友達に問われて
少し話しましたら少々会話が途切れて。
爺さんとは大学時代からのお友達で何度も我が家に尋ねてくださいましたし
気心が知れて大切なお友達のようです。
心配頂いて心苦しい思いです。
気持ちを入れ替えて。
いつもは爺さんが栗の皮むき係でした。
実に上手に処理をしてくれていましたが
今年はそんなことをさせるわけにもいきません。
取り合えず栗を茹でて皮を剥いてお砂糖を入れ
栗のペーストを作りました。
三時にお茶と頂くと栗の風味が口いっぱいに広がり
幸せな気持ちになります。
少し前にシルクスィートというサツマイモを
八百屋さんで買ってきていたにも関わらずすっかり忘れていました。
丁度700gありましたのでお砂糖と寒天を煮溶かして
大好きな舟和の芋羊羹風に作ってみようと
型に入れて固めて作ってみました。
皮も少し入ってしまいましたし綺麗には行きませんでしたが
中々お味は良かったと一人よがりに満足しております。
爺さんに喉を通りやすい緩めのポテトサラダを作ろうと
思いましたらマヨネーズが無い事に気付きました。
そこで昔のレシピを思い出し卵黄、リンゴ酢、塩コショウ、米油、粒マスタード
で自家製マヨネーズを作りました。
ついでに勢いで塩麴も作りました。
塩麴は一日一回撹拌しておくだけで
これを作っておきますと
お魚やお肉のお料理に役立ちます。
お野菜を漬けて
美味しいお漬物も出来ますので我が家では欠かせません。
マヨネーズを作ると卵白が残りますので
丁度あの大好きな卵白一個にアーモンドパウダー50g
お砂糖30gの軽いクッキーが出来ます。
先日ネットを見ておりましてニューヨークで今ボーンブロススープなるものが
流行っているらしいとわかりました。
何しろスープスタンドもあちこちに出来ているとか。
一体なんぞやと調べてみますとチキンや牛骨に
お野菜を入れて作ったスープらしいと分かりました。
それって昔からありましたよね。
チキンスープは鶏ガラスープとして
それにお野菜を入れてよく作りましたし。
フランス料理の基本のスープはブイヨンやコンソメで
矢張り鶏ガラに玉ねぎ、にんじん、セロリ、を入れて
長い時間かけて煮て漉し器で濾して透明なスープになると
認識しています。
まあそんな思いを抱きながら爺さんの養生スープでも
作ろうと思い骨付きの鶏ウイングを数本、人参、セロリ、
キャベツ、パプリカ、生姜、ニンニクひとかけ、
冷凍庫にあったカボチャを入れて
私流ボーンブロススープを作ってみました。
爺さんには骨を除きミキサーでポタージュスープにして見ました。
これなら爺さんも食道に閊えないし何とか飲み込めます。
これからも当分作っていこうと思います。
これからの季節体も温まりそうなスープは良いですね。
お月見にお団子ススキはできませんでしたが
枝垂れ紅葉の下のテーブルにロウソクを灯して
爺さんと二人暫しのんびりと眺めて楽しみました。
爺さんの再入院と小さい秋そして日々は過ぎて行く
やって来たようです。
公園の緑も少しずつ色が変わって来ているようです。
朝夕も冷え込んで来たと言う事でやはり
季節の移り変わりを感じます。
10月に入ると黄金の季節がやってきます。
只々懐かしい。
そして生活が一変してしまった
コロナが恨めしく一体いつになったら
身近な人に自由に気兼ねなく会えるようになるやらと溜息をついています。
アフガンの米軍撤退に伴う深刻な問題やら
国内の様々な問題等々
嫌なニュースばかりですが
庶民はどんな時も前向きにしっかり生きるしかありません。
我が家は又爺さんが高熱を出し
慌てて癌センターに連絡、
入院の運びとなってしまいました。
診断は思った通り肺炎でした。
入院中心配で何も手に付かずblogも
書く気が起こらず毎日祈るばかりでした。
夕暮れのクラクフの空の写真に
気持ちが落ち着きます。
お婿さんや娘が私の安否確認の為に...笑
毎度送ってくる物に「見たわよ」とポチッと
返信と一言メッセージも書いたり書かなかったりですが
送ってくれる家族や風景の写真に
癒されております。
家に閉じこもってばかりいても
健康的では無いと森の散策に出かけました。
栗の木から落ちた栗の棘棘発見。
森にも確実に秋が来ています。
フジカンゾウかと思いますが?
ピンクの可愛い花びらに癒されます。
道端で見つけると過ぎ去った夏の感傷や深まりゆく秋の気配を感じます。
生きている意味や生を全うして終わりを迎える
生きとし生けるものの宿命を感じずにはおられません。
ツルボ、別名サンダイガサが可憐に咲いていました。
花穂の先端の薄桃色と茎に近い部分の
白い部分のグラデーションが素敵すぎます。
彼岸花が1輪2輪咲いて来ていました。
秋の物悲しさを感じるお花ですね。
公園の花壇のお花も楽しませてくれます。
秋はキノコの季節ですが
中にはこんな招かれざる客の存在もあります。
猛毒と言われているキノコの
注意喚起の立て看板にビックリ‼️
調べて見ますと湿度や環境の条件さえ揃えば
その辺りの公園でも発見される事が
有るとかで万が一小さな子がみつけて
触ったらと思うと背筋が氷ります。
長く住んでいますが初めてこんな看板を見ました。
秋の実りの美味なるキノコ類の恩恵に
預かっている私達ですが
生かすも殺すも自然の力次第と言うのも
皮肉な物ですね。
前回婆さんの小さなキッチン公開を
恥ずかしながら出してしまいましたがこの棚も
その昔大工さんに作って頂いた少し変形の棚で
乾物や保存食を仕舞っておくのに丁度良く
重宝しています。
爺さんの2週間にわたる再入院の日々私も食欲がなく
いい加減な食事で済ませていましたが
久し振りにこんな食事でも まあまともな方と思いながら
食事らしいものを摂りました。
爺さんの状態は余りよいとは言えません。
PETCT診断で癌が肺を中心に転移していることが解りました。
暫く茫然自失、
代われるものだったら代わってやりたいとさえ思います。
blogも落ち込んでしまい書く意欲を
失っておりましたので滞っておりました。
それでも主治医の先生から免疫療法で頑張ってみましょうと
提案されたことを今は前向きにやっていこうと考えています。
本人はいたって暢気に構えております。
不安な表情をおくびにも出しませんが気丈な性格は若いころからです。
若いころからの爺さんの武勇伝を走馬灯のように思い出しております。
いつも家族を一番に自分の事は二の次の有難い存在でした。
そんな爺さんの闘病を最後の最後まで見届けて支えて行こうと
強く感じています。
そして絶対に諦めないつもりでいます。
爺さんが再々入院の前に注文していた北海道のホタテが
送ってきました。自分は食べないのに注文するとは。
去年も優待品として同じものが送ってきましたが
何か作るのが面倒になったときに役に立ちます。
冷凍したままだった梅を梅シロップとして
作ってみました。
その梅とシロップで梅ゼリーを作ってみましたが
食欲がなく暑い時などにはさっぱりといただけます。
blogにお邪魔させて頂いているnonshanさんの記事に
美味しそうな抹茶ゼリーの作り方が紹介されていました。
早速レシピ拝見で作らせて頂きました。
美味しく出来上がったのですがウッカリ食べてしまって
写真を撮ることを忘れていましたが
夏にぴったりのレシピでした。
nonshanさん有難うございました。
すわっ!スズメ蜂の巣が❗️そして婆さんの小さなキッチン①
クラクフからヴァベル城の美しい写真が送ってきました。
旧市街の娘達のアパートメントから15分くらい歩いて橋を渡ると
もう一つの娘たちのアパートメントがあります。
娘がまだクラクフに住み始めた頃その新しいアパートメントの内装を
一手に引き受けてああでもないこうでもないと
作り上げていく様子を見せて貰っておりましたので
思い出深い気持ちになりました。
その近くに近代的なクラクフ歌劇場がありますがその傍のビスワ川のほとりから
対岸に向けてシャッターを切ると絶景のヴァベル城が撮れます。
鴨ものんびり水浴びをしたりして幸せそうです。
何故か我が家の近くの森の池に住む鴨より絵になっております…笑
織物会館のある中央広場もご覧の通りの賑わいです。
とても今がコロナ禍であるとは思えないほどの賑わいです。
クラクフはヨーロッパの中でも有数の観光地ですので
今回のコロナではご多分に漏れず大打撃を受けたと思いますが
国外への旅行は出来なくなったものの
国内ならばとポーランド中から旅行に来ているのかもしれません。
森の散策で見つけたイヌゴマの可愛い小さな花弁に癒されます。
一寸焦点が合わずぼやけた写真になってしまいましたが
真弓の木の実ではと思いますがどうでしょうか?
まだ青い小さな丸い実が沢山付いています。
先日難波イバラの木の選定をしていましたら
蜂が4,5匹妙にブンブンとうるさいなあと思いながら
ちょっと上を見るとなんと難波イバラの茂みの奥に
直径15cmはあろうかと思われる
ハチの巣発見!!もう腰が抜けました。
あしなが蜂だと思っていました。
爺さんに話すとふらふらと
病気の身であることを忘れて格闘しますので
専門の業者に頼もうと思っていました。
私が気付かれずにこそこそと電話番号など調べておりましたら
「どうしたの?」と聞きます。
「蜂の巣を見つけたので業者に頼みますよ」と私が言いましたら
爺さん「とんでもないそんなことぐらいできるぞ」と言います。
もう言い出したら聞きません。
腸ろうを外し蜂にかまれないように作業着に着替え
ネット付き帽子をかぶり厚手の手袋を付けて脚立を立てて
いざ出陣!!
梯子に登り殺虫剤をかけ、
ものの十分でハチの巣を除去しました。
まだまだ病人とは言え力があるものです。
そして除去したハチの巣は何と黄いろスズメバチでした!
何事もなくて良かったですが
森の側に住んでいると虫やら色んな生き物に遭遇することは多いです。
蜂も毎年見つけては駆除していますが今年のものは大きいものでした。
兎に角爺さんには大変な思いをさせましたがホッとしました。
コロナになってからは家の片付けや掃除等々
爺さんの病気療養の事もありますので
出掛けることは殆どなく
台所の片付けなどもしておりますが
恥ずかしながら小さなキッチンの公開?などして見ようと
大それたことを考え付きました。
カッティングボードと言いますかまな板好きでございます。
使い易いまな板、無垢の木が最高です。
桐、胡桃、杉、ヒノキ、オリーブの木がとても気に入っています。
いずれも包丁の刃当たりが良く
カットしていく音も心地よいと勝手に思っております。
コンロ脇の調味料入れも小さなキッチンにピッタリで
使い易いものです。
細々としたキッチン道具入れはイケアで購入したものを
爺さんが付けてくれました。
重宝しています。
コンロ下に調味料やら
米びつなど入れていますが
お米は冷蔵庫の野菜庫の方が良いという事を
聞きましたので今後また野菜庫に移そうかとも考えております。
もう彼是3,40年前に購入したVitaCraftの5層のフライパンや
お鍋は柄が取れてきたり不具合が生じて来ても
新しいものに替えたくはありません。
今は沢山素敵で便利なものがちょっとお金を出せば買えますが
爺さんが若いころ少ないお給料で買ってくれたものは
最後まで大事に使い倒したい…笑 と思っています。
お鍋本体は焼こうが落そうが本当に丈夫です。
元々低温調理が気に入って購入したものですので
中華料理の様な強火で油を使用するには向いていませんが
3,40年も連れ添っておりますと愛着が湧いてきます。
お菓子の道具も物凄い量でしたが本当によく使うものに厳選して
整理しました。
コンロ横にある両開きのダストボックス入れですが
分別のビニール袋なども入れています。
3つの竹製のざるは重宝しています。
ステンレスのものより水切りが良くお野菜を洗って置いておいても
果物やパン籠にもなりますし日本の竹製品は良いですねえ。
写りが悪くなってしまいましたが
細々とした調味料や乾物などを入れています。
取り出しやすく何処に物があるかがわかりやすくなりました。
クランベリーが冷凍庫に入った儘でした。
冷凍庫の整理も兼ねてクランベリージャムを作りました。
クランベリー350gにお砂糖170g
レモン果汁少々を入れてふつふつと煮てとろみが付いたら出来上がり。
爺さんと癌センターの外来で診察を待つ間
ふと窓の外を見上げると真っ青な夏の雲が!
下ばかり向いていては夏の清々しい青空を見落としてしまいます。
珍客来訪…それは明け方の4時頃だった!そしてM叔母さんのサマーハウスのフレッシュなベリー類
soreha
酷暑が続いていますが皆さまいかがおすごしでしょうか?
連日オリンピックの熱戦が繰り広げられ
わたくし年甲斐もなくワクワクしてインターネットにかじりついております。
もう十何年と埃をかぶったままのテレビを
オリンピックの為に出して見ましたら真っ黒な画面から
映像は何度いじってみても出てきませんでした。
それならばとネット配信にかじりついて見ております。
柔道の大野将平選手の戦い済んでの素敵なインタビューの言葉、
サーフィンの五十嵐カノア選手のかっこいい事!
卓球の美誠選手、スケートボードの若い選手の何と爽やかな事!
その他自国の選手ばかりではなく海外の選手の競技にも
目を見張りました。
然し選手村を始めこれだけの施設や諸々の準備に
携わってこられたボランティアを含む方々に敬意を表したいと思います。
開会式の事など批判されていることも知っていますが
私は中々素敵だったと思います。
批判することは簡単ですがもう少し労ってあげることはできないものでしょうか?
ちょっと悲しく思いました。
コロナ禍の中で色んな制約があり、
それでもこれだけの事が出来る日本は素晴らしいと感じています。
まだまだ見て見たい競技が残っていますので楽しみです。
猛暑の中暑さを忘れて我が家で日頃見ることができない
様々な競技を楽しむことができるなんて何て素敵な事でしょう!
あとはオリンピアン達が日頃の力を出し切って
楽しんで競技を終えることが出来るように祈るばかりです。
オリンピックの競技に時間も忘れてネットを見ておりましたら
何と夜も更けるのも忘れてしまい夜更かしをしておりました。
そのせいか明け方ウトウトとしておりました時に
ガラガラドッシャーン!!と大きな物音、
ハタ!泥棒か!と抜け脚差し足で二階の出窓からそっと庭の方を
窺っておりますと何とアライグマの様な動物が一匹
我が家の柘植の垣根の間を通り抜けて行くではありませんか!
それも一匹ではなく次に2匹、そしてまた小さな一匹が
続けて通り抜けていきました。もうびっくり!
彼らが去った後点検に行きましたら庭の隅に立てかけてあった脚立が
倒れていまして、多分脚立の上に乗った拍子に倒れてしまった音だったのです。
然し側に森林公園はありますが山の中でもない住宅街の我が家に
ハクビシンが来ようとはびっくりしました。
調べてみますと都心にも出没するらしく東京都にも捕獲実績マップ
なるものもあります。
小田急線の線路で見かけたなどの目撃情報もあるくらいです。
然し三匹がのそのそととても可愛いのです。
コロッとマルっとしていて遠目にも決して痩せてはいなさそうです。
心配なのは森にいて池の小魚などを摂って凌いでいるのでしょうが
民家に出没するという事は餌がないのではなかろうかとか
目撃時まだ早朝だったのでもう一寝入りしようとベッドに入りましたが
ハクビシン親子の事をつらつらと考えていて
結局5時半過ぎまで眠れませんでした。
早朝の散歩道の坂の辺りから見える朝焼けがきれいで
立ち止まって眺めておりました。
変わらぬ風景に懐かしい昭和を感じて
何ともノスタルジックな気持ちに陥りました。
思うように食べられぬ爺さんが食の妄想に陥ったのか...
ネット通販で若狭の美味しいものを取り寄せておりました。
それぞれに美味しい名物ですが
私は永平寺蕎麦が気に入ってしまいました。
腰があってつるッといけます。
爺さんには可哀そうですが食べやすいように切って
出しました。何とか咽づに食べられてホッとしました。
本当はお蕎麦は消化が悪いのですが
これもダメあれもダメでは気持ちもうせてしまいます。
このくらいの冒険は良いかと。
前に頂いてからすっかりファンになってしまった若狭の葛羊羹です。
これもセットになっておりました。
黒ゴマも白ゴマも良いお味です。
暑い夏に冷やしていただくといくらでも食べられてしまいます。
いつもの葛羊羹と一緒に。
爺さんの事をいつも心配して下さるY女史から
御見舞いが届きました。
私がついべらべらと爺さんの病状などお話してしまい
余計なお気遣いをさせてしまいました。
爺さんにも怒られてしまいましたがその割には
本人は嬉しそうに頂いております。
有難いことです。感謝感激です。
爺さんが摘まんでも軽くくちどけの良いものはと思い
卵白1個、アーモンドプードル50g、お砂糖30で
軽いクッキーを焼きました。
お食事があまり入らない時も少し摘まんで
爺さんが食べております。
お誕生日にちょっと軽いお食事など?したようです。
何しろ手の掛るいたずら小僧が居ますのでゆっくり出来ずに
早々に退散したようですが
ビスワ川の夏の風景が懐かしく感じられました。
クラクフのママがM叔母さんのサマーハウスに
週末に遊びに行って庭に植えてあるブラックカラント、
赤スグリ、ジョスタベリーを摘んできたと言って届けてくれたそうです。
痛むといけないからとお砂糖をまぶして大きな瓶に
6本も届けてくれて瑞々しくて美味しかったと言っていました。
娘はM叔母さん夫婦は楽しいと話しています。
叔父さんはベルベル人でフランス統治下のアルジェリアに住んでいたそうで
アルジェリアの大学で教えていた時に政治的な紛争の中
家族で叔母さんの国ポーランドに避難してきたのだそうです。
AGHでも教えていたという事ですが
ご夫婦ともポーランド語、フランス語、を話され
叔父さんはその上ベルベル語アラブ語と多言語者なので
もうどうなってるのと娘が言っておりました。
島国の日本からすると陸続きのヨーロッパは
民族同士取ったり取られたり紛争が絶えない歴史の中で
文法が似通った言語だと習得するのもたやすい.....?とは言えませんが
習得するのに有利であるには違いないのではと思いました。
英語の習得に恐ろしく時間のかかる上
何時ゴールが来るのかもわからぬ長~いトンネルの中にいる
私目には何とも羨やましい様な話でございました。
惨禍が後々まで問題を引き起こしていたという現実に気付かされます。
歴史の深い闇の中でM叔母さんご夫婦も翻弄された方達なんだなと
懐かしいお婿さんお手製のパンのカナッペと
一緒に新鮮なベリー類が並びます。
先日良くいく文房具のお店で
可愛い猫のカードを見つけて思わず買ってしまいました。
一枚一枚に可愛い猫のポーズが!
ちょっと壁に掛けてみました。
今日もちびっこ悪ガキ探検隊の出動です。
愛知に住む小学2年生の孫が拙い字で
暑中見舞いを送ってくれました。
毎年今頃の夏休みには来てくれて
長いお休みをいろんなところに出掛けて行って
ワイワイと過ごしていましたのに
コロナになってもう随分と会えないでいます。
コロナが終息したらまた箱根の地球科学博物館にでも
一緒に出掛けたいと願っています。
一日も早く終息します様に!
爺さんの退院と久しぶりのレモンシトロンとブルッティ.マボーニをつくる...そして婆さんはTeo君に夢中?
クラクフの旧市街の娘たちのアパートメントから撮った
暮れなずむ美しい夕空です。
コロナの事、爺さんの病気の事等
心配事も一時忘れるほどの美しさです。
同じことばかり言っておりますが一日も早く
自由に世界中を旅する日が来ることを祈るばかりです。
昨日はオリンピックの開会式が行われました。
オリンピックについてはコロナのこの時期に開催されることに
賛否両論の意見が繰り広げられましたが
選手の方々の気持ちを考えると心が痛みますし
私はやはり色んな思いを乗り越えて今はオリンピックが
無事に終わる事を祈りたいと思います。
爺さんが手術後退院してから
丁度二か月弱で、思うように食事がとれずに苦しんでおりました。
そんなある日、「今自分が何をしているのかわからない」
「頭がボーっとして思考能力が低下している」という症状が出現しました。
上の娘のSkype定期便で話すと
「お母さん何してるの!直ぐに救急で見てもらって!」と
怒られてしまい私もハタと気が付き直ぐに癌センターに
電話をしますと明朝連れてくるようにとドクターから言われ
取るものも取らず車で向かいました。
脳梗塞の疑いもあるとの事で
取り敢えずCTとレントゲンを撮って頂きましたが
幸いCTには異状ないがもう少し詳しく調べたいという事で
その日は即入院と相成りました。
本人も「難しい事が考えられなくなった、記憶が飛んでいる」
等と言いますからてっきり脳梗塞を疑いましたが
その後のMRIやら血液検査などで特に問題がなく
高血糖が続いていた事に関係がありそうだという事でした。
低血糖は危険ですのでそればかりが気になって居て
コントロールの乱れていた高血糖の状態を見過ごしていたかもしれません。
私も少し疲れていて判断が鈍った気がしています。
爺さんは激務が続いたときに1型糖尿病を発症しています。
糖尿病のカロリー計算必須の食事管理を毎日しなければならないことに
続いて食道癌の術後の食事管理が重なります。
本当に癌センターの先生方には細かいところまでよく見て頂き
感謝以外言葉が見つかりません。
そんな中、2週間の入院で先日退院することができました。
糖尿病専門医のT先生に細かなインシュリン投与方法の処方を
頂きましたが此れがまた複雑、摂取カロリーの状況に応じて
インスリンを調節するというものでして
これは困難、どうしたものかと思っていましたが
入院後、幸せな事に殆ど元に戻った爺さんが
今迄の処方どうりに自分でやると言いますので
一か八かやってみましたら何と今は数値が安定してきました。
ラコール+1回の摂取カロリー300代から400以下を
3回にして様子を見ながらやっています。
紆余曲折ありましたが本当に勉強になりました。
人間の体はある意味複雑怪奇です。
この経験をもとに少し自信?もついてきましたが
細かな観察と気は抜けない状況です。
久し振りに少し体調が良くなってきた爺さんと
短い森の散歩に出掛けましたら水挽草や野草が咲いていて
気持が癒されました。
爺さんの入院中に瀬戸田レモンを送って頂いたので
早速レモンカードとレモンシトロンケーキを作りました。
レモンの香りは疲れた心と体を癒してくれます。
ちょっと火を入れ過ぎてしまいましたがまあこれくらいはご愛敬。
レモンシトロンと言いますかウイークエンドと言いますか
昔から宮川敏子さんのレシピが好きで作っております。
もうかれこれ3,40年前の古いレシピです。
この方のレシピはとても丁寧で気に入っています。
今でも重宝しています。
もうお亡くなりになって随分立ちますが
その昔NHKの今日の料理に出られていたことを懐かしく思い出します。
日本の洋菓子の草分け的存在の方でした。
カトルカールと言いますか粉とバターと砂糖、卵が同量で
シュガーバッター法が一般的ですがジェノワーズ法で作るウイークエンドが
好きでこればかり作っております。
レモン果汁を粉糖に混ぜてグラスアローを作り上からかけて固めて
出来上がり。レモンの香りがキッチンに漂い幸せな気分になります。
最近お散歩大好きになったクラクフの孫が
パパと出かけた際ママに野原の草花を摘んで帰るという
粋な?ことをしてくれたと娘は大喜びでした。
野原のあちこちにこんなに可愛いお花が咲いてるんですね。
「どれも可愛いお花だなあ」
ママに野原から摘んで帰ったお花を活けて。
我が家の近所の友人のお庭で育てているブラックベリー。
美味しそうにたわわに実っています。
彼女はキュウリやナスやミニトマト葡萄等
本当に上手に植えています。
時々とげとげのキュウリやお茄子を頂くばかりの私でございます。
何時も夏に美味しいスイカを送ってくださるY女史。
90歳になられるとは思えない位頭も体もしっかりなさっていて
英語も凄い!見習おうとて私では到底見習えません。
お隣の双子ちゃんにお裾分けして食べて頂きました。
三浦スイカは神奈川県の名産品ですが
甘くてしゃきっとしたお味です。
美味しく頂きました。感謝です!
イタリアの簡単美味しいお菓子、ブルッティマボーニを焼きました。
卵白1個、胡桃50g、アーモンドパウダー50g、粉糖60g
卵白と粉糖をよく混ぜて胡桃を叩いて細かくしたものと
アーモンドパウダーを入れてよく混ぜてスプーンですくって
オーブンの天板に落として170度で20分弱焼くだけという簡単
美味しいクッキーです。
小麦粉を入れないところが気に入って良く作っています。
焼きあがって冷ましたら粉糖を軽く振って。
一寸焼き過ぎてしまっても平気です…笑
Teo Gertlerというスロバキアのブラチスラバ出身の今神童と騒がれている
弱冠12歳か13歳のヴァイオリニストです。
神は二物を与えたもうたと思われるべきTeo君です。
何しろ素晴らしいバイオリンの響きと併せて
立ち姿が美しい!
おまけに今風の子供と同じくバイオリンのケースを
背中に背負ってスケボーに乗って練習に行く姿が
普通の少年らしくて可愛いのです。
メンデルスゾーンのコンチェルト然り
サンサースのコンチェルト然り
彼の奏でる12歳とは思えない研ぎ澄まされた深い旋律、
婆さんは目が点、その響きに酔いしれております。
思い出深い曲です。
技術力と表現力が半端ない彼は疲れた私の心に響き
その旋律に癒されます。
これだけの音が出せる彼の日頃の努力は天賦の才能の一部と
思いますがいつかコンサートで聞くことが出来る日を
夢見る婆さんです。
今朝の森の散歩で藪茗荷の花が咲いているのを
見つけました。白い小さな花弁が可愛らしい野草です。
雨の鎌倉へ…そして友人との新しい夢?
どんよりしたお天気で雨もシトシトと
気が滅入る様な日々が続いていました。
爺さんの入院や私自身の体調不良で
流石にいつも前向き前向きと能天気な私も不安の塊のような気分になり
いつも悩みを相談しあっている鎌倉の友人に電話をしますと
「とにかく気晴らしに出てきて!」と言いますので
お言葉に甘えて久方ぶりに江ノ電に乗って長谷まで
出掛けてきました。
江ノ電の車窓から江の島を見遣ると雨がぱらついているのも
なんのその、サーファーの若者たちが大きな波待ちで
待機しているのが見えました。
何だかのんびりで私にすると別世界のようです。
藤沢駅から空いていた運転席の見える車両から
ちょっとシャッターを切らせてもらいましたが
YouTubeなどで投稿しておられる若い鉄道系のyoutuberの方達の様には
上手く撮れません。
長谷界隈の小さな路地を抜けて歩いていきます。
こんなお店があったかしらと思うくらい新旧のお店が
目まぐるしく変わる事に驚いています。
此処も古いしもた屋風の家をカフエに改造したようです。
若い方のセンスは素敵ですね。
此方も普通のお家を改造したお洒落なお店でした。
気の利いたおつまみと美味しいお酒が提供される
若い感覚のカフェバーの様な?
お庭も無造作に植物が植わっているようでいて
中々に味があります。
友人の家の裏庭に咲く鉄砲百合、上を向いて咲くのですね。
彼女が大事に植えているカサブランカが見事に咲いていました。
海が近いせいでしょうか?可愛い沢蟹を見つけました。
動きがユーモラスで暫く眺めておりました。
お昼は本当に久しぶりの外食をしました。
そして何年ぶりかで銀座アスター鎌倉賓館に行こうという事になり
出掛けてきました。
前菜も中華とは思えないくらいにお洒落で良いお味でした。
流石に昭和初期からの歴史あるお店です。
佐助に住む井上ひさしがお孫さんを連れて来ていたのに
何回か会ったことがあると彼女が言っていました。
鎌倉文士も通ったのではないでしょうか?
サービスもそつなく、頃合いよくお料理が出てきて
お味にもお値段にも満足でございました。
海老蒸し餃子に確かホタテのシュウマイ。
新生姜と牛肉の中華風旨煮?だったか
ビーフが柔らかくて餡がしっかり絡まっていて、
それでいてしつこくなく
さっぱりと頂きました。
中華がゆも絶品でした。
最後のデザートは杏仁豆腐に
アーモンドのお菓子と どちらも爽やかなお味でした。
暫くゆっくりと過ごしたのち、長谷まで散歩がてら歩いて帰りました。
彼女のご主人がアルツハイマーと診断されてからの
彼女の奮闘ぶりは尊敬に値します。
同級生同士この歳になって色々な困難が同じように降りかかってきていて
お互いを慰めあいながら叱咤激励しあっています。
いろんな話をしているうちにお互いが少し落ち着いてきたら
彼女がイタリア在住中に大好きになったマキネッタで淹れる
イタリアン珈琲と私が作る焼き菓子で
彼女の家の一階を手作りの改造をしてカフェを二人でやろうと
夢を語り合いました。
2人の老女の夢は実現しますでしょうか?
2人とも今の困難な時期を乗り越える事と
前向きに夢を描くことで生きていられる気もします。
庭のアジサイをデッキに活けてみました。
そろそろ梅雨明けです。
雨上がりにセミの鳴き声が聞こえてきました。