雨ニモマケズ、風ニモマケズそして霜月のデモンストレーション準備

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我家の小さな庭の富有柿の木ですが

もう彼是15年以上経っています。今まで実が生ったのは5年前に

2個が最高でしてその後は鳴かず飛ばず

鳴り物入りの歌舞伎役者が一芝居後に姿を消してしまうような

そんな感じの柿の木でございました。

然し 柿の木も爺さんと私のそして孫の

期待に押し潰されて、たいして肥料も手もかけない癖に

期待だけ大きいんだから、なんて呟いていたに違いありません。

そんな柿の木に何と今年は20個近く実が付き

其の後1つ2つと落下して、やはり今年も駄目かしらと

爺さんと話していましたら

何と8個が先日の強い雨風の台風19号にも耐えて くれて残っていたのです。

台風が去った後確認しましたら8個とも落下せず枝に付いて居りました。

実のなる木というものはとても楽しいもので、子供の頃

祖母の家の裏庭に大きな柿の木と無花果の木がありまして

それを取ってもらって頂くのがとても嬉しくて

無花果の木の切り口から出る白い樹液が手や肌に付くと

痒くて嫌な感じなのですが美味しさには代えられないと

子供心に思ったものでした。

そういえば5歳の孫娘が柿の実がならないことを嘆いていましたら

肥料をやると言い出してお水をやったりしながら

「柿さん、柿さん実をつけないと切っちゃうよ~」

何て言いながらお水をやっていたのがもしかすると

効いたのかもしれません。柿にとっては迷惑な話でしょうか?

 


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最初のひとつ目です。

 

 


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とても甘くてジューシ―でした。

蟻がたかっていましたが蟻の嗅覚?は凄いですね。

 

 


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2つ頂いた残り。

来年はご近所にお裾分けできるくらいになってくれると

嬉しいのですが。

 

 

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来月はとうとう11月、霜月となります。

来月のフレンドシップは我が家がお当番です。

さてさていったい出し物は何をしようかと考えあぐねましたが

決めました。藁のリースを使った日本の伝統的なお正月飾りを

お教えすることにしました。100均で買えるものは買いたいのですが

時期がまだ お正月のものが出回らない時なので

花材やさんで調達するしかありません。

そんな時に見つけました。メルカリで徳島の方の方だと思いますが

山にご自分で採集に行かれて売っていらっしゃるようです。

嘘のように安いお値段で野茨の赤い実や他の植物をドライに

したものを作って良心的すぎるお値段で売ってらっしゃるようです。

赤い実はお正月飾りに必要なので本当に助かります。

来月のフレンドシップが楽しみです。

そして婆さんメルカリにはまりそうです…。

 


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 森の散歩の途中で咲き終わってしまった彼岸花の茎に

タツムリがしっかりとくっついています。

その下にまたもや彼岸花の茎に巻き付いた昼顔の白い花弁が

私はまだまだ終わらないわとでも言いたげに

存在感を誇示しているように見えました。

季節はそれぞれの生きとし生けるものに平等にやってきます。

 

 

 

 


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先日のフレンドシップにお土産で持参した

ミニ蹲セットに秋のリンドウのお花を生けこんだ小さなアレンジです。

アメリカの方に蹲など説明しても分かるかしらと思いましたが

流石です。神社などで手を清めるものね、何ておっしゃいました。びっくり!

後は東海道五十三次の浮世絵がプリントされた盃セットでした。

毎回どんなものが喜ばれるか考えるのも楽しいものです。

 

 

 

 

 

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