45年目のハンドミキサー Sunbeam MIXMASTER はアンティークになってしまっていた!

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去年の暮れにお正月の準備をしながら

お菓子作りに使っているハンドミキサー

事をふと考えていました。

此れは主人の母から譲り受けたもので

どう考えても彼此四十数年経っています。(歳がバレテシマイマス)

その間一度も故障した事はありません。

こう長い間故障もせずに働いてくれていると愛着を通り越して

リスペクトさえしています。主人の母も100歳まで生きた人で

その上昔の時代にキャリアウーマンの走りでおまけに高齢出産ときています。

その母が使いやすいアメリカ製のハンドミキサーは良いわよ

と私にくれたものです。本当に良く泡立ち、昔のアメリカ製は

丈夫で故障しないと定説がありましたが、これに関していえば本当です。

 

 

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切り替えは3段階しかありません。

今のものは5,6段階の物が多いのでしょうが

特に不便は感じず使っています。

さてアメリカSUNBEAM社を調べて見ましたら1897年

アメリカのシカゴで設立された会社らしいのです。1897年と言いますと

日本では明治30年で、ヤマハも設立されています。明治37年は日露戦争の年です。そしてアメリカが世界でも最も先進的な工業国に成長した時期らしいです。

アメリカの大不況時代の後、そして1893年のシカゴ万博の大成功のあと

SUNBEAM社は設立されたらしいのです。その後シカゴも紆余曲折あって

有名な禁酒法時代のアルカポネ等のギャングの時代、そして世界大恐慌

時代が過ぎ製造業の衰退もありましたがシカゴ近郊での半導体、電子機器などの

産業の発展とともにSUNBEAM社も歩んできたのかと思うと

一台のハンドミキサーですがこれらの歴史に思いを馳せてみて凄くワクワクしました。

今はキャンピング用品で有名なコールマンからも出資を受けたりしていたのか

合併したのかはわかりませんが細々?と今も営業をしているようです。

よくはわかりません。

詳しく知っていらっしゃる方がおられたら教えて頂きたいです。

ネットで調べるとなんとアンティークとして売り出されていてコレクティブルズと

呼ばれる1900年代の前期、中期、のものがコレクターに人気が

あるものだと言いこれらのアンティークはどんなテイストにも暮らしの中に

溶け込む雰囲気がありと書いてあるサイトもありました。

ふう~んアンティークになってしまっていたの?まあ私と爺さんも

人間のアンティークの部類に入るのでこれを使う事はピッタリかも?

何て妙に感心してしまいました。

 

 

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姪がお正月に尋ねてきてくれましたので

早速SUNBEAMでレモンケーキを作りました。

姪にこの話をしましたら凄いわ!その歴史に興味が湧くわね~と言っておりました。

何より最近の電化製品は壊れやすいという思いがありますので

改めて大事にしたいと思いました。

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まだ若く毛並みにつやがあったころのウニ。

 

追記

シカゴをネットで調べておりましたらシカゴ名物ポンチュキと出ました。

大恐慌時代に貧しいイタリア、ポーランドアイルランドの移民が新天地を

求めてシカゴにも押し寄せたと歴史の記憶にありましたので

ポーランド名物ポンチュキがシカゴに渡ったポーランド移民から

もたらされて名物になったこと、ニューヨークチーズケーキも

チーズケーキ発祥?のポーランド移民が広めたと言われているそうです。


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