我が家のポーランド人シェフ?の美味なるロスウ、トマトとキュウリのスープとビーフのビール煮込み
ポーランド滞在中に娘の調子もあまり良くなかった事もあって
最近お料理を作る事が楽しくなったお婿さんが腕を振るってくれました。
何だか作る物どれもが美味しくて
私の出る幕は有りません。
結局私の作ったものは毎日の朝ご飯の
おみおつけと鮭の塩麹焼きにチャーハンそれにちらし寿司です。
バターでお肉に焼き目をつけ
お野菜と一緒にオーブンに入れて調理するビーフのビール煮込みです。
何しろお料理に目覚めてしまった彼は忙しい仕事の中
レシピ片手に手早く作るのです。
この日もそそくさとキッチンに立ち作り始めました。
暫くすると 何とも美味しい匂いが辺り一面立ち込めて
思わずお腹が鳴ってしまうのです。
煮込み料理です。美味しいラグーソースでした。
チキンをソテーしてブランデーでフランベしているところです。
ママに食べさせたいと作ってくれたのは良いのですが、このパフォーマンス‼
流石に”燃える〜 “と思いました。
前後してしまいましたがフランベする前の鶏肉です。
こんなにガーリックを使うんだと思いましたが
ガーリックが少々苦手な私でも中々いけました。
矢張り作って貰うお料理は特別美味しいです。
お肉の旨味が調味料とお野菜と合わさってバランスの良い味でした。
しかし量は凄いです。
私がポーランドのスープの中でも一番好きなロスウです。
本当に美味しくできていました。しかし手が掛かりそうです。
何しろブイヨンなどのスープの素は一切入れずチキンとお野菜を
じっくり時間をかけて作る、添加物一切なしのスープです。
日頃手抜きのキューブばかり使ってスープを作っている私は
反省しきりです。
出来上がった特製?ロスウですが実に美味しい。
いつもは青みにハーブ類を散らすのですが娘が今食べられないので
今日のスープには入れてないのだそうです。
こっくりとした深い味です。
トマトときゅうりのスープ
トマトの酸味が程よい美味しいスープです。きゅうり臭さが無くて
きゅうりのスープってこんなに美味しかったのと思いました。
朝一番にビエドロンカに行って美味しいクロワッサンを買ってきてくれます。
バターをたっぷりつけて ハムやチーズ、お野菜を挟んで頂きます。
オレンジジュースもポーランドのこのメーカー(名前を忘れました)のものは
濃厚でフレッシュフルーツな香りがして大好きです。
帰国する日の朝早くに作ってくれたカナッペのような
チーズとスモークサーモンをパンに乗せたものですが美味しかった。
シェフズノート?です。
書き留めたレシピを見ながら手早くお料理を作ってくれます。
ママのご飯の炊き方を教えてと言いますので説明しますと
このノートに書き留めていました。
男子厨房に立つのポーランド版です。
そして流石に男子は手抜きをしないの見本です。
手抜き料理がいつもの事で如何に簡単に作るかを
毎日考えている私にとってはこれではこれから手抜き料理が
作りにくくなるではないかと危惧しております。
お料理の楽しさを知ったようですがさてこの先どうなりますやら。
※間違えがありました。ビール煮込みのビールはアイルランドのギネスの
スタウトにこだわって作っているのだそうです。
ポーランドのビールも美味しいのですが
ビール煮込みには合わなかったそうで、それからロスウはチキンとビーフを使っているとか。最初のロスウのスープを元にピクルスを足して作るのがきゅうりのスープで
トマトを足すのがトマトのスープらしいです。
因みにきゅうりとトマトのスープはサワークリームをお好みで入れているとか
何だか中々手の込むスープのようです。