グダンスクからクラクフへ

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マルボルクでの楽しい旅を終え

マルボルク駅からインターシティーのコンパートメントでグダンスク駅まで帰り

ホテルに預けていた荷物を引き取りそのままタクシーでグダンスク空港に行き

ボンバルディアに搭乗し、クラクフへ向けて出発しました。

小雨がぱらつき肌寒いお天気でしたがクラクフまでは40分弱の飛行距離で

クラクフ上空に差し掛かったころはすっかりお天気となっていて、

上空から見たクラクフの景色は夜の帳の中で下界の光が

まるで宝石を散りばめたように見え

うっとり見とれて写真を撮るのを忘れておりました。

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クラクフ旧市街の娘夫婦のアパートメントに帰宅しました。

クラクフに住むママと私が泊めてもらうときに

使わせてもらう部屋です。

バルコニーのハーブとローズのミニガーデンが望めます。

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バルコニーのミニガーデンには鳥が沢山来ます。

いつだったかバルコニーのステップの脇に

鳥が卵を産んだとかで

娘は毎日見守っていたようですが、

親が来なくなってしまったと嘆いていました。

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広いバルコニーでのんびり休んでいると朝に夕にマリア教会や他の教会の鐘が時間によって一斉に鳴り響き、雲の流れや、鳥の囀りなどで

時間を忘れて過ごしてしまいます。

クラクフっ子のお婿さんも子供のころ 

やはり近くの旧市街に住んでいましたので

この辺りには愛着があるようです。

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私の大好物のクレムフカ、お婿さんがよく買ってきてくれます。

ミルフィーユのようなものでカスタードクリームに生クリームが入っていて

それをパイ生地で挟んであります。

ローマ法王ヨハネパウロ2世もお好きだったとか。

ポーランドのお菓子は本当に美味しいです。

つい食べ過ぎて悲惨なことになります。

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娘夫婦のアパートの世紀末アールヌーボー様式のステンドグラスが使われた

ドアのあるエントランス

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90年以上たったアパート全体をリノベーションしたものに住んでいるのですが

とてもきれいで自分たちのアパートメントも同様に自分たちでデザイン、

リノベーションして住んでいます。

心地良い空間で二人のお気に入りのようです。

共有部分にも何処かしこアールヌーボーなデザインが残されていて

私もクラクフのママもとても気に入っています。

ただ最近はアパートメントホテルとして使われることが多いようで

住んでいる人には困った問題となっているようです。

仕方がないわと娘は言っておりますが。


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