フェルメール展へ、そしてたいめいけんのオムライスとパープル人参の粗餐

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去年からずっといつ行こうかと思いながら

中々足が重かった、上野の森美術館

開催中のフェルメール展に行ってきました。

空いているのではないかと

月曜日を狙って出掛けましたが

13:00からの部には12::30頃に着けば

充分と、都合の良い考えで行きましたら既に長い列が!

まあそれでも時間で区切るやり方

なのでそんなに混雑せずに見る事が出来ました。

一緒に行った姪が背景をCGで描いたりする

いわばクリエイティブな仕事をしていますので

特に美術、絵画に詳しく教えてくれます。

私はただ好きと言うだけで、フェルメール

青がどうしても見たかったと言う姪とは違い、

17世紀の時代のオランダの人々の生活を絵を通して見られる事に興味が湧きました。確かにバロックの時代は絵は王侯貴族や教会の為に描かれたものであったそうです。

片やフェルメールは市民生活を描いた画家であり、光の芸術とも言われているように

その構図や光の当たり方の描き方が秀逸なんだと

今回の9点の絵を鑑賞して感じました。同じく展示された同時代の画家の絵も

素晴らしいものでしたが9点のフエルメールの絵は、取り訳感銘を受けました。

いつかオランダのデルフトの街を歩き

フェルメールを感じて見たいと思ってしまいました。

それと今回はフェルメールが金より高価だったと言うラピスラズリ

ふんだんに使ったあの青のウルトラマリンブルーが

今は合成ウルトラマリンで有ることや

絵の具にはカドミウムや水銀、コバルトなど

重金属が含まれるため発癌性もあるとの事を思い出し

ました。折角の素晴らしい絵を見たあと

現代の絵の具は何で出来ているかなど不粋ではありますが?

あの藤田嗣治も絵の具は工夫していたと言いますし、

今でも画家の方達の中では絵の具を自らが作って描かれている

らしいと聞いた事があります。ちょっとした絵の具考でした。

 

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今回図録は買わず上の美術雑誌を購入しました。

 

 

 

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手紙を書く夫人と召使いです。

額装が気に入って買い求めました。

フェルメールの絵はその中に寓話や暗示が示されていて

観る者の想像力を掻き立てる気がします。

若くして逝った彼の残した絵は少ないのですが

人を惹きつける素晴らしい絵は、数々の盗難事件にもあっています。

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上野の森美術館横で。

 

 

 

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月曜日は上野の森美術館以外は

クローズしていましたので

駅構内にあるオムライスで有名な

日本橋たいめいけんに行って見ました。

3時過ぎのお昼だったのでお腹が空きすぎて

あっと言う間に頂いてしまい

写真を撮るのを忘れていました。

それでたいめいけんさんのホームページから

上の写真をお借りしました。

久しぶりの懐かしい洋食屋さんのランチを

頂きました。

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絵画鑑賞の後にどうかと思いますが

暮れにパープルキャロットなる人参を

産直のお野菜コーナーで見つけました。

色がとっても綺麗で甘くてアントシアニン

を多く含んでとっても健康的です。

ピクルスにしようと思いましたが

とりあえず味見に簡単料理、オリーブオイルで炒めて

きんぴら風で頂ました。

 

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粗餐ですが健康には良いと思います。

 

 

 


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新年に思うこと....やっぱり美味しいものは?

明けましておめでとうとございます

昨年中は婆さんの拙い繰り言blogを訪問して

下さったり、コメントを頂ました事、

大変有難く感謝しております。

本年も皆様どうぞ宜しくお願い致します。

さて暮れからお正月に掛けてぐうたら生活を

送っておりました。昨年の反省をしてみますと切りがなく 年の初めに今年はこうあるべきだとか、こうしたいと考えて見ましたが

止めました。矢張り私は行き当たりバッタリの

生活があっているようです。計画的とは無縁の

人生。そしてやっぱり今年も安くて美味しい

食べものの獲得を楽しんで行こうと

相変わらず短絡的卑しい系婆さんの生活の

維持?と言う結論に達しました。

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島根の伊藤白石堂から頂いたお屠蘇。

矢張り漢方のせいか御節と一緒にお屠蘇を

頂くと胃腸の調子を崩さず助かります。

若い頃はお屠蘇の効果などがあるとは

感じる事も無かったのですが。

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今年は手作りはやめました。

ANAのマイルで手頃な御節を購入しましたが

可愛い容器の小振りな三段重です。

自分で作るよりもバラエティーに富んでいて

爺婆にはピッタリ。

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姪達が来てくれたので少し追加に

簡単御節を作りました。

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今年の干支の猪のおもがしで

お抹茶を頂きました。

 

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暮れにお蜜柑やりんごを沢山頂いて

どうしたものかと思案していましたが

はたと思い付きポーランド

リンゴのケーキ、

シャルロトカを作ってみました。

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形はイマイチでしたが中々美味しく

出来ました。姪達も喜んでくれて一安心。

 

 

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もう一つクグロフ型でいつものリンゴの

ケーキを作りました。何しろ沢山のリンゴを

どう片付けるか?大変です。

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クリスマスもお正月も庭にあるもので

アレンジして見ました。決して豪華とは無縁

ですが無駄遣いしなかった感に満足感を

感じています。

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暮れに鎌倉の友人から頂いたシクラメン

有難い事です。今年の色はまた素敵!

 

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上のシクラメンの友人から頂いた今年で

咲き続けて5年目突入のシクラメンです。

もうこうなると何か命名でもして、

朝夕会話でもしてやらなくてはと

思い始めました.....

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5日でウニが逝って一年になります。

時々思い出しては懐かしく

可愛い仕草が忘れられません。

楽しい思い出をいっぱい私たちにくれました。

 

 

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今日の森です。

快晴で清々しい新年です。

 

 

 

 

 


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ポーランドクラクフ,カジミェシュのポーランドホウロウ鍋のお店

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クラクフからカジミェシュに

お食事に行った際に可愛いホーローの

お店があると言う事で行って見ました。

丁度店内に赤札シールが貼ってある

見切り品?ですが可愛いお鍋がいっぱいあってその上安いのなんのって、

婆さんの分際で狂ってしまいました。

先ず上の写真の真っ白ではなくクリームホワイトのお鍋を見つけて

確か蓋が900円くらいだったと、そしてお鍋が1000円くらいだったかと思います。

申し訳無いくらいやすい。

 

 

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emaila OLKUSZ 1907    Made in Poland 

とお鍋の底に書いてあります。

1907年からオルクシュで作られているようですからなんと

明治時代から続いている歴史ある琺瑯の会社なのです。

今年で何と111年経っているのです。

 

 

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可愛いホーローのバットも買いました。

取っ手が付いているところが気に入りました。

たしか800円くらいだったと思います。

ホーロー製品好きにはたまりません。

 

 

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これはドイツ製ですが軽くて熱伝導が良く

あっという間に煮炊きできてしまうのですが

これは買ったのではなくて、電磁調理器対応と表示があるにもかかわらず

対応できなくて不良品だったようで使っていない

と娘が言いますのでそれならガス対応の我が家で使うからと貰って来ました。

蓋はありませんでしたがクリームホワイトのお鍋の蓋が

ピッタリでそれを使っています。少々色が違っていても

妙にあっている気がしなくもありません。

そういえば娘が使っている掃除機はドイツ製ですが何とコスパが悪い。

一昔前から日本製品と同じくドイツのものはしっかりした造りと定評があったのでは?

この掃除機の使い勝手の悪さと言ったらびっくりします。そんなに安い品でもないのに

手元のホースにON,OFFがついていないので切る時は一々腰をかがめて

本体に付いているスウイッチを切らないといけません。

ホースは軽い強化プラスチックと思いきやスチールで金属製、あたると痛いし

何だか手持ちも良くありません。つくづく日本製品の良く考えられている事を

有難く思いました。そして技術者の方々を大事にしてほしいと思いました。

お鍋の話に戻りますがこの歴史のあるホーローの会社は、調べてみますと

映画になったあのシンドラーのリストの撮影にも使われたらしいのです。

今でも手作業で作っていると日本でエマリアオルクシュ琺瑯シリーズとして扱う

鎌倉のお店の紹介ページにも書いてありました。

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ディスプレイが可愛い店内です。

 

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何しろ50%引き何て結構あります。

ポーランド製の素敵なガラス製品もお手頃価格で

沢山ありました。

 

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所狭しと積み上げられた可愛いカップ

お鍋などのホーロー製品、全部買いたいくらいでした。

 

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連れて行って貰ったカジミェシュの

家庭的なフレンチレストラン。

 

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中々のお味でしたがホーロー鍋フェチの

私はその事で頭がいっぱいで

実はお味はあまり記憶にないのです。

大丈夫か婆さんと言った所です。

 

 

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店内は小さい乍らも素敵なお店でした。

 

 

 

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認知症の初期かもしれません。

頂いたお料理を忘れてしまいました。

 

 

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今年はひいらぎの赤い実が野鳥に食べられたらしく殆ど付いて居ませんでしたので

そのひいらぎと庭の榛松、ミニひいらぎで

簡単クリスマスアレンジをしてみました。

白い陶器の鳩はポーランドのホーローの

お店で一個160円くらいで売っていまして

さいごの5個を買って来ました。凄く可愛くて

オーナメントとして気に入っています。

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コンソーニのパネトーネ?

とても美味しかったのです。

クラクフのコンソーニは大好きなお菓子屋さんです。

昨日のイブはたまに行くイタリアンの

お店で少し前に頼んでいたローストビーフ

ブイヤベース、後はサラダとなんと今年は手抜きです。

少し前にクリスマス用に

作ったフルーツケーキは一つは差し上げて

もう一つはクリスマス前に何と食べてしまいました。

しょうがない婆さんです。

今年はやる気が消失状態で買ってきたお惣菜が

メインになりました。

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クリスマスの時期に

真っ赤に紅葉した紅葉

 

 

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森の紅葉🍁も黄金色に染まって陽の光が当たってとてもきれいですす。

 

 

 


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クラクフ織物会館地下博物館と3つの教会の巡礼?無原罪の聖マリアの日

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クラクフの旧市街のヨーロッパ一広いと

言われている中央広場に織物会館があります。

何しろ大きい建物でその地下にこれ又巨大な

遺跡が発掘された跡や博物館があるとは

通り一遍広場を見物しているだけでは

とても信じられない場所です。

 

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 床がガラス張りで不思議な感覚でした。

 

 

 

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上の写真はポーランド政府観光庁の紹介写真からお借りしました。

 

 

ここは入館するのに予約が必要ですし、時間で人数制限があり

混んでいてゆっくり見れなかったという事はまずありません。

ポーランドの歴史を年代別に3Dやコンピューター化した体験型博物館で、

歴史的建造物の地下にあるとはとても信じられない様なものです。

これが中々見応えがあります。展示物其々が興味深いものでしたが

私が特に衝撃を受けたのは地中深くに眠っていたお墓です。

小さな子供の其の儘の亡骸のお骨が綺麗な形の

ままガラスばりの床の下にあって、その上を

通るのに躊躇しました。中世の時代は小さな子が健康に生きられるのは

難しい時代だったのでしょうね。死者に対する考え方というか、

歴史の1つと見るのか何とも言えない気持ちでした。

 

 

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その後ポーランドの伝統的なお料理を

食べさせてくれるGruska Novaという

レストランに行ってみました。

ここは何世紀だったか忘れましたがポーランドで女性が初めてカフェに入る事が出来るようになった最初の歴史的なレストランだとか。

兎に角、インテリアもお店の雰囲気もまさに

アンティーク!見飽きません。

 

 

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タルタルです。やっぱりタタールから来てるのですね。

モンゴル帝国遊牧民の食文化がヨーロッパにまで及んだことを

鑑みるとおそるべしタタールと思いました。

 

 

 

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ポーランド風パンケーキとグラーシュ?だったかビーフの美味しい煮込み料理と一緒に

頂きましたがとても美味しかった。

 

 

 

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伝統的なチキンカツもとっても美味しい。

 

 

 

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窓辺から旧市街の通りが見えます。

 

 

 

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デザートを頂くのにカフェの席に

移動しました。窓から織物会館の広場が見渡せます。

 

 

 

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ポーランドのリンゴのケーキ、シャルロトカです。

ポーランドは本当にケーキが美味しいですし、

特にリンゴのケーキが美味しいので有名です。

 

 

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温かいベリーたっぷりのソースの上に

アイスクリームが乗っています。

食べた事がないので珍しかったのですが 美味しくいただきました。

 

 

 

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温かい気持ちになる可愛いデコレーションの

店内です。クリスマスの飾りつけもシンプルで 

流石ヨーロッパと思ってしまいました。

壁にはこのお店の名前の由来の洋ナシのオブジェが掛かっています。

 

 

 

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 階段も建物の作りも歴史を感じます。

 

 

 

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お店の入り口にあったディスプレイ。

 

 

 

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文学サロン クラクフ図書館とあります。(多分?)

何か文学講演か何かのお知らせのようです。

此処のレストランは昔は文学を語り合う作家たちが集まるサロンと

音楽を語り合う音楽家たちのサロンがあって多くの有名な

芸術家たちが喧々囂々の芸術論や音楽論を戦わせていたらしいのです。

矢張りクラクフは古い歴史の都ですね。

そんな場所で素敵なお茶が出来て幸せでした。

 最近英語と一緒にポーランド語もボチボチ勉強し始めました。

何しろスラブの言語はアルファベットから学ばない事にはどうしようもありません。

今回もクラクフのママと話をするのもママは英語を話さないので会話が成り立たないのです。上のポーランド語のお知らせもさらっと読めるようになりたいものです。

しんどい事ではありますが老いた脳の活性化と思って頑張ります。

ポーランド語って会話を聞いているとシュシュと言った感じで可愛い言葉なのです。

日本語の母音はあいうえおの5個ですがポーランド語の母音は8個あります。(正確には9個)しかしスペリングが3通りもある軟子音だとか何しろ男性名詞、女性名詞、

中性名詞迄ありますから婆さんの頭では混乱を極めます。

さてこの先何年経てばまともに話せるようになるかと思うと棺桶に片足どころか

体の半分は入っている状態ですから夢を実現する迄一体どの位時間が掛るか

気が遠くなりそうです。

 

 

 

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 次の日クラクフのママから電話があって今日は一年で一日の内

一時間だけ神に祷りをささげると願いをかなえて下さる

無原罪の聖マリアの日という事で是非行くと良いと勧められましたので 

行って見ることにしました。

12時から13時の一時間のうち、回れる教会を周って見ようという事になり

それで11時40分過ぎから出発してまず聖フランチェスカ

に行き次はマリアツキ、最後に聖十字架教会に行きました。

 

 

 

 

 

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 フランチェスカンの入り口。

 

 

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 フランチェスカンにある有名なステンドグラスです。19世紀にこの教会を

修復するときに当時オーストリアに併合されてしまっていたポーランド出身の

Stanislaw Wyspianskiという画家のステンドグラスです。

ミケランジェロ最後の審判の怒れる神をモチーフにしたらしいのですが

この絵の手法が当時センセーショナルだったらしく批判も浴びたらしいのですが

後に芸術的にも素晴らしいと多くの人の共感を呼んだとの事です。

丁度アールヌーボーの時代でその影響も受けているような気がします。

何か圧倒的な宗教的力を感じて胸打たれました。

 


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聖十字架教会です。

 ミサが終了後、神父様が子供たちに聖歌を教えておられました。

聞き覚えのあるメロディでふと所属教会の亡くなった神父様の事を

思い出しました。そして今年一年のいろんな出来事を思い

大事なお祈りをさせて頂きながら神に感謝しました。

色んな思いがこみ上げてきて不覚にも涙してしまいました。

 

 

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帰り道お婿さんが通った幼稚園がありました。

今はオーストリア領事館になって居るそうです。

灰緑の素敵な目をしたキュートなはにかみ屋の男の子が

走り回って遊んでいる風景が目に浮かびました。

 

 

 

 

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 今年のクリスマスケーキ🎄です。ラム酒漬けフルーツをたっぷり入れました。

 

 

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 クラクフのクリスマスマーケットで買ってきた木の実とナッツの

ドライなリースです。可愛い栗の実が一つ取れてしまいましたが

今年は手抜きでこれに決定。

もうすぐクリスマスですがまだ今年は何も準備をしていません。

暮れもあっという間に過ぎ駆け足のように今年が終わってしまいます。

 

 

 

 

 

 


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我が家のポーランド人シェフ?の美味なるロスウ、トマトとキュウリのスープとビーフのビール煮込み

ポーランド滞在中に娘の調子もあまり良くなかった事もあって

最近お料理を作る事が楽しくなったお婿さんが腕を振るってくれました。

何だか作る物どれもが美味しくて

私の出る幕は有りません。

結局私の作ったものは毎日の朝ご飯の

おみおつけと鮭の塩麹焼きにチャーハンそれにちらし寿司です。

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バターでお肉に焼き目をつけ

お野菜と一緒にオーブンに入れて調理するビーフのビール煮込みです。

何しろお料理に目覚めてしまった彼は忙しい仕事の中

レシピ片手に手早く作るのです。

この日もそそくさとキッチンに立ち作り始めました。

暫くすると 何とも美味しい匂いが辺り一面立ち込めて

思わずお腹が鳴ってしまうのです。

 

 

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ポーランドビールでビーフを柔らかく煮た

煮込み料理です。美味しいラグーソースでした。

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チキンをソテーしてブランデーでフランベしているところです。

ママに食べさせたいと作ってくれたのは良いのですが、このパフォーマンス‼

流石に”燃える〜 “と思いました。

 

 

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前後してしまいましたがフランベする前の鶏肉です。

こんなにガーリックを使うんだと思いましたが

ガーリックが少々苦手な私でも中々いけました。

 

 

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矢張り作って貰うお料理は特別美味しいです。

お肉の旨味が調味料とお野菜と合わさってバランスの良い味でした。

しかし量は凄いです。

 

 

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 私がポーランドのスープの中でも一番好きなロスウです。

本当に美味しくできていました。しかし手が掛かりそうです。

何しろブイヨンなどのスープの素は一切入れずチキンとお野菜を

じっくり時間をかけて作る、添加物一切なしのスープです。

日頃手抜きのキューブばかり使ってスープを作っている私は

反省しきりです。

 

 

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出来上がった特製?ロスウですが実に美味しい。

いつもは青みにハーブ類を散らすのですが娘が今食べられないので

今日のスープには入れてないのだそうです。

こっくりとした深い味です。

 

 

 


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 トマトときゅうりのスープ

トマトの酸味が程よい美味しいスープです。きゅうり臭さが無くて

きゅうりのスープってこんなに美味しかったのと思いました。

 

 

 

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 朝一番にビエドロンカに行って美味しいクロワッサンを買ってきてくれます。

バターをたっぷりつけて ハムやチーズ、お野菜を挟んで頂きます。

オレンジジュースもポーランドのこのメーカー(名前を忘れました)のものは

濃厚でフレッシュフルーツな香りがして大好きです。

 

 

 

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 帰国する日の朝早くに作ってくれたカナッペのような

チーズとスモークサーモンをパンに乗せたものですが美味しかった。

 

 

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 シェフズノート?です。

書き留めたレシピを見ながら手早くお料理を作ってくれます。

ママのご飯の炊き方を教えてと言いますので説明しますと

このノートに書き留めていました。

男子厨房に立つのポーランド版です。

そして流石に男子は手抜きをしないの見本です。

手抜き料理がいつもの事で如何に簡単に作るかを

毎日考えている私にとってはこれではこれから手抜き料理が

作りにくくなるではないかと危惧しております。

お料理の楽しさを知ったようですがさてこの先どうなりますやら。

 

※間違えがありました。ビール煮込みのビールはアイルランドのギネスの

スタウトにこだわって作っているのだそうです。

ポーランドのビールも美味しいのですが

ビール煮込みには合わなかったそうで、それからロスウはチキンとビーフを使っているとか。最初のロスウのスープを元にピクルスを足して作るのがきゅうりのスープで

トマトを足すのがトマトのスープらしいです。

因みにきゅうりとトマトのスープはサワークリームをお好みで入れているとか

何だか中々手の込むスープのようです。

 

 


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今月のポーランドクラクフのクリスマスマーケットと国連気候変動枠組み条約会議にレオナルドディカプリオ?orシュワルツネッガー?

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林檎のケーキの美味しいお店から

望むクリスマスマーケット。

 

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 お昼も夜も凄い観光客の数です。

クラクフはヨーロッパ内からの観光客が多くてイギリスからイタリア、

フランス、お隣のドイツ、果てはウクライナからはちょっと仕事をしに

ポーランドへと言った方が多いようです。広場にいると

ポーランド語だけでなくこの方たちの言語に触れることが出来ます。

 

 

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 広場のあちこちにそれぞれ素敵な電飾で飾られた大きなツリーが

観光客の目を楽しませてくれています。

 

 

 

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 織物会館広場の片隅にある可愛い小さな教会ですが何だかしっくりと

クリスマスマーケットに溶け込んでいます。

 

 

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 可愛いクリスマスバージョンのキャンディやクッキーを売っているお店

気に入ったものがあり購入しようとしましたがお昼はまだお店の準備が出来ていなくて

夜もう一度出かけてお目当てのものを買ってきました。お味はどうでしょう?

 

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 これが可愛いお菓子屋さんで買ったクッキーです。

 

 

 

 

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 大きなパンをスライスしてチーズや、ハムお野菜、

焼いたお肉などを挟んで売っていました。

美味しそうでしたがなんでも凄い量なのでいくら食いしん坊の私でも

買うのを躊躇します。しかし美味しそう!

 

 

 

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バルコニーから眺める夕焼けのきれいなこと。

夏と違って流石に冬はくれるのが速い事。4時くらいからもう 

うっすらと 日暮れてきます。

さて、私が訪ポしていました期間に12月2日だったか3日だったかに

ポーランドのカトビツェで国連の国際環境会議(UNFCCC)が行われたそうで

ポーランドがCOPの議長国でもありますのでパリ協定実施へ向けた重要な会議らしいの

ですがその関係者の方たちが人気のある古都クラクフに宿泊に来たらしく 

警備やサイレンが夜中じゅう鳴り響いていてびっくりしました。

そしてなんとそのメンバーの中には

ハリウッドスターが居たらしくある通りを偶々歩いていますと”出待ち?”と

思える凄い人だかりが素敵なホテルの前にいてびっくりしました。

どうやらディカプリオが来ているらしく、婆さんも出待ちしてみようと思いましたが

そんな暇はなかったと はたと気づきやめました。

ハリウッドスターは政治や環境問題に意識高い系?をアピールする方が

良きにしろ悪しきにしろ??多いですものね。(本当だったら良い事なのですが)

まあ実際彼は環境問題に関心が強いようで国連の環境大使に任命されているようです。それはそれで素晴らしいと思います。

しかしクラクフにディカプリオとはと思った次第です。

 

訂正いたします。

ディカプリオがポーランドにと書きましたが実はディカプリオは来なくて

アーノルドシュワルツネッガーが来たのだそうです。

間違えていたことを先程知りました。お許しください。

 

 


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クラクフの税関に呼び止められてしまった婆さん

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成田のLotのゲートに到着。今日はやけに道路が混んでいましたがそれでも30分遅れで

成田空港に到着しました。

バスは満席に近かったのですが隣で爆睡していた若い女性が、突然、第1ターミナルは

過ぎましたか?と聞いてきたので

まだですよ大丈夫と答えて見ると

ブルネットの髪に青い瞳、思わずポーランドからですか?と言ってしまいましたが

答えは、スウェーデンからですと。

こんな時は頭がポーランド状態なので

外人と見るとポーランド人に見えてしまう

浅はかな婆さんです。Have a nice trip!

Take care!と言って別れました。

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運良くLotの隣の座席も空いており

年寄りには楽な旅になりそうな予感

がしました。

 

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ウェルカムドリンクも頂き

いつもはジャパニーズスタイルを

お願いするのですが今回は何方かが

良いと何かに書いておられたので

ヨーロピアンスタイルにしてみました。

正解でした。ビーフをフォンドボーで

味付け?した食べ応えのある美味しいものでした。

 

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10時間をこえる滞空時間はやっぱり年寄りにはしんどい事です。映画をみても本を読んでも、睡眠を取ろうとしても儘なりません。

結局何度も見るのは現在地の確認と言うことになります。

 

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しかしなんだかんだ思っている内に

あと2時間半程度でワルシャワに着くと言う時に朝食が配られます。

これもしっかり頂きワルシャワ到着準備です。

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ワルシャワに着きました。

 

 

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毎回ですが特になにも質問されずに

スムーズにパスポートチェックと

手荷物の検査を受けノンシェンゲンを通って国内線に乗り換えます。そして

半年ぶりのボンバルディアに搭乗です。

最初はこの飛行機が苦手だったのですが

パイロットが上手い方が多いのか

特に揺れもせず、離着陸も上手いせいで

恐怖感も克服しました。

暫くして短時間でクラクフヨハネパウロ空港に到着しました。ここまではno problem で

絶好調だった?のです。

空港内に入ってからバッゲージクレイムの

荷物が中々出てきません。

が、私の荷物が一番に出てきてラッキーと

思っておりました。それにこちらの男

性方は婆さんにも優しい。荷物も下ろして頂き有難うとお礼を言い気を良くして出国ロビーに向かいましたら、何とそこで呼び止められました。えー!っと言う感じです。

貴女は日本人か?(私はザ日本人らしくいつもそういわれます、まさかポーランド人には見えませんからね)ちょっとトランクを

開けて見せて、と言われて隣室で

チェック開始。これは何かと質問ぜめで

疲れている上、少ない単語力で呆けた頭をフル回転、これはお米で

此れはドライフィシュでソイソースに

爺さんが、お婿さんが好きだから持っていけと言ったドライオイスター、シーウィードに

一番困ったのは娘の漢方のお薬です。

しょうがないのでトラディショナルジャパニーズメディスンと言ったら納得してくれました。実はお米や穀物はX線に反応するんじゃないかと言う事でしたが、

ちょっと思うに干し牡蠣を繁々と

匂ったり見たりしてましたから

興味もあったのかなとおもいました。

兎に角お肉やチーズが入ってなければ良いよといわれて、それは無いしこれらは

クラクフに住んでいる娘のお土産で

問題有りませんと言いました。(旅行者が問題無いと言うのも可笑しな話ですが)

しかし、特に問題ないのでyou may goと言われてやっとお婿さんの待っている出口に出る事が出来ました。疲れた〜然し中々面白いおばちゃんとおじちゃんの(失礼!)係官でした。そして怒りと言うよりは面白い体験を

したと思いましたが流石に疲れました。

出口で待っていたお婿さんにはなしましたら

Really !と言って笑われました。

でも、大変だったでしょう、疲れたでしょうと言われると何だか疲れも忘れてしまう

単純な婆さんでした、

 

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やっといつものお部屋に落ち着きました。

あーあ疲れた〜。

 

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お婿さんが買って来てくれた

ヨハネパウロ2世がお好きだった

木苺のケーキですがとても美味しい。

やっとホット一息つけました。

まあトランクいっぱいに詰め込んで来た

日本食を2人が喜んでくれる顔を

見る事が出来た事が一番の幸せです。

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晴れた午後の近くのヤゲウォ大学の

プロフェッサーズガーデン。

 

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一転して今日は粉雪が舞うバルコニー

です。クラクフも冬到来です。


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