ウニが逝ってしまってから久しぶりの外出で見つけたウィーンの紅茶
ウニが逝ってしまって1週間が
経ってしまいました。何処にも出掛けたくなく、
ちょっぴり引きこもり状態でしたが 今日は年初めの英会話教室でしたので
重い腰を上げて出掛けてきました。
教室で先生や皆さんとウニの話や
飼っていたペットの話などしているうちに
気持ちも晴れ前向きになれました。
教室を出て立ち寄ったショップでウイーンの有名なデンメアティーハウス
の紅茶を見つけました。爺さんがコーヒーよりも紅茶が好きで
昔マリアージュフレールのマルコポーロだのウエディングインペリアルだのの
フレーバーティーに懲りましたが、しかしいくらルイ14世が愛しただのと言われても
庶民の爺さんとばあさんには飽きてしまって今は
香りづけやいろんなものがミックスされたものより、
さっぱりしたダージリンやアッサムを飲んでいます。
一度ファーストフラッシュを飲んでみましたが
お値段の割にはえ~という感じだったのです。やはり貧乏性の
味も良くわからぬ爺さん婆さんには無理でした。まあリプトンやトワイニングで
結構?という所です。ウニを2日ばかりセレモニーの日まで寒い部屋で(暖かくすると遺体が傷むという理由で)見守りした爺さんは風邪をひいてしまいましたので
早く帰ってデンメアをお土産に体が温まる美味しい紅茶でも一緒に飲もうと
思いました。
最後の方はほとんど一日中寝てばかりでしたが
私達にとっては寝顔も可愛くて仕方がありませんでした。
教室から帰ってきてお庭を見ていると何とクリスマスローズの
中に万両が咲いているではありませんか。
まるで 私はクリスマスローズになったの、と言わんばかりで
ピッタリと寄り添って咲いています。自然って不思議ですね。
一昨年の10月の終わりだったか11月の初旬だったかに頂いた
シクラメンが新記録で咲き続けています。ウニがまだ元気だったころです。
いつまで咲き続けてくれるのか、こうなってくると期待と不安が
入り混じります。
去年のクリスマスイブに友人から頂いたシクラメン、
もしやこれも長生きでは?
シーズー犬を飼っている友人からウニに届いたお花を
アンティークの杯洗にアレンジしてみました。ウニにピッタリの
優しい色です。
冬の夕暮れ時の森。
眺めていますと時折人生の黄昏時を身に染みて感じる事があります。
冬の森は何処か物悲しいのですが私は好きです。