2月のフレンドシップとポーランドクラクフ市から届いた素敵な贈り物
散歩の途中の公園に見事に寒桜と大カンザクラが咲いています。
此れからソメイヨシノが咲く迄の間十分に楽しませてくれそうです。
野鳥の鳴き声と小川のせせらぎ、時折川面にきらりと光る
小魚の泳ぐ姿が今の閉塞感のある世相に鬱々とする気持ちと
喧しい世の中の出来事を忘れさせてくれる風景です。
先日いつものフレンドシップに行ってきました。
ミッシェルさんのお宅で簡単デコパージュを教えて頂き楽しみました。
綺麗な柄のペーパーを切り抜き思い思いに台に貼って行きます。
その後糊を塗って乾かして出来上がり。せっかく作った作品を私は
置き忘れて帰ってきました。丁度メリーランド州から去年ハヌカに
呼んでいただいた会の方のお母様が来日されていて参加されていました。
奇遇というかその方の御婆様はクラクフからアメリカに移民として
渡られたとか、私もクラクフのユダヤ人街のレストランに行った事が
ありますし、そこにあったシナゴーグのお話もしました。
胸が痛みます。今はお医者様として働かれているとても
理知的な感じの方でした。色々と考えさせられる日でした。
孫も生まれてから1か月半となり可愛くなってきました。
お風呂が大好きでお風呂に入るとご機嫌です。
益々パパに似てきました。
まだまだ夜はミルクの時間だやれオムツの時間だと
大変な時期ですがふらふらになりながら二人で頑張っているようです。
先日クラクフ市から送られてきた素敵な贈り物です。
市からのプレゼントです。なんと粋な計らいで感心しました。
肌着やおくるみ、帽子に小さなおもちゃそして
クラコウビヤン?として知っておくべき街の色んな情報が
記載された冊子が入っています。
白とブルーの素敵なカラーで(白とブルーはクラクフ市のカラーだそうです。 )
赤ちゃんの肌着のプリントはクラクフの門外不出の製法だったことで有名な
オブヴァジャネクがプリントされた可愛い肌着です。
おくるみの方は作り物の馬にまたがったライコニックのお祭りで有名な
ライコニック柄です。何と楽しいそして
クラクフ市が本当に市の歴史を愛して誇りに思っているかが
伺われます。娘もこの素敵なプレゼントに喜んでいました。
この小さな木のおもちゃは何とヴァベル城のドラゴン伝説を
表しているのだとか、その昔ヴァベル城に悪いドラゴンが住んでいて
夜な夜な若い娘をさらって食べてしまっておりました。
困った王様は屈強な騎士や勇者にドラゴン退治を頼みましたが上手くいきません。
そこに貧しい靴職人の若者が現れ羊を見立てた中に石だか強い香辛料だか
硫黄だかを(色んな説があるようです)入れて仕掛けて置きましたら
それをドラゴンが食べて死んでしまい退治出来てめでたくお姫様をめとる事が
出来たという伝説です。赤い木の部分がドラゴンで白い部分が羊なのだそうです。
何と遊び心のある事ではないかとこちら迄楽しくなってしまいました。
お気に入りのクラシックカフェで孫のお散歩ついでに
ホッと一息、この日も随分と静かにお利巧にしていました。
有難い事でした。
お散歩途中に見つけたかわいい黄水仙。
毎年見つけると春の訪れを感じます。
我家の庭にもクロッカスのお花が咲いてきました。
オオイヌノフグリです。薄紫の小さな花弁が
愛らしいはなです。野草も素敵ですね。
黄色の花弁がこの時期の野山にひときわ明るく目立つ
お花ですが別名ハルコガネバナとは何とピッタリなネーミング。
我家の寒椿です。赤い花弁と黄色の雄蕊が印象的なお花ですが
咲終わりはポトリとお庭に落ちます。その昔武家のお庭で咲かせることは
縁起が悪いと嫌われたとか。でも大好きなお花です。
寒椿というか藪椿でしょうか?
スノードロップが出てきました。ベル型の可愛い白い花弁が此れから
ついてきます。楽しみです。