フェルメール展へ、そしてたいめいけんのオムライスとパープル人参の粗餐
去年からずっといつ行こうかと思いながら
中々足が重かった、上野の森美術館で
開催中のフェルメール展に行ってきました。
空いているのではないかと
月曜日を狙って出掛けましたが
13:00からの部には12::30頃に着けば
充分と、都合の良い考えで行きましたら既に長い列が!
まあそれでも時間で区切るやり方
なのでそんなに混雑せずに見る事が出来ました。
一緒に行った姪が背景をCGで描いたりする
いわばクリエイティブな仕事をしていますので
特に美術、絵画に詳しく教えてくれます。
私はただ好きと言うだけで、フェルメールの
青がどうしても見たかったと言う姪とは違い、
17世紀の時代のオランダの人々の生活を絵を通して見られる事に興味が湧きました。確かにバロックの時代は絵は王侯貴族や教会の為に描かれたものであったそうです。
片やフェルメールは市民生活を描いた画家であり、光の芸術とも言われているように
その構図や光の当たり方の描き方が秀逸なんだと
今回の9点の絵を鑑賞して感じました。同じく展示された同時代の画家の絵も
素晴らしいものでしたが9点のフエルメールの絵は、取り訳感銘を受けました。
いつかオランダのデルフトの街を歩き
フェルメールを感じて見たいと思ってしまいました。
それと今回はフェルメールが金より高価だったと言うラピスラズリを
ふんだんに使ったあの青のウルトラマリンブルーが
今は合成ウルトラマリンで有ることや
絵の具にはカドミウムや水銀、コバルトなど
重金属が含まれるため発癌性もあるとの事を思い出し
ました。折角の素晴らしい絵を見たあと
現代の絵の具は何で出来ているかなど不粋ではありますが?
あの藤田嗣治も絵の具は工夫していたと言いますし、
今でも画家の方達の中では絵の具を自らが作って描かれている
らしいと聞いた事があります。ちょっとした絵の具考でした。
今回図録は買わず上の美術雑誌を購入しました。
手紙を書く夫人と召使いです。
額装が気に入って買い求めました。
フェルメールの絵はその中に寓話や暗示が示されていて
観る者の想像力を掻き立てる気がします。
若くして逝った彼の残した絵は少ないのですが
人を惹きつける素晴らしい絵は、数々の盗難事件にもあっています。
上野の森美術館横で。
月曜日は上野の森美術館以外は
クローズしていましたので
駅構内にあるオムライスで有名な
3時過ぎのお昼だったのでお腹が空きすぎて
あっと言う間に頂いてしまい
写真を撮るのを忘れていました。
それでたいめいけんさんのホームページから
上の写真をお借りしました。
久しぶりの懐かしい洋食屋さんのランチを
頂きました。
絵画鑑賞の後にどうかと思いますが
暮れにパープルキャロットなる人参を
産直のお野菜コーナーで見つけました。
色がとっても綺麗で甘くてアントシアニン
を多く含んでとっても健康的です。
ピクルスにしようと思いましたが
とりあえず味見に簡単料理、オリーブオイルで炒めて
きんぴら風で頂ました。
粗餐ですが健康には良いと思います。