ポーランドから帰国しました。そして旅の帰りに起こった顛末記?

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明け方のバルコニーから見るクラクフの空

 

ちょっと長い話になります 。

今回の旅は娘が爺さんを心配して

ちょっと短く8日間の旅でした。

中味の濃い旅でしたが、昨日我が家に

帰宅してホッとした夕方娘とのスカイプでの

そうだったのか事件が浮かび上がり

ある意味世間知らずの婆さんは落ち込みました。事の発端は帰りの

ワルシャワから成田までの飛行機の中で

起こった事なのです。その前にもカードの

磁気の故障?で端末機に通り難かったり

イライラさせられたりしておりました。

パスポートコントロールから2時間かかって

搭乗して席に着きホッとした時,中年の男性から席を代わってくれないか?と声を掛けられました。どうやら奥様がわたしの隣りの

席で離れてしまって不安らしかったのです。

で私は あなたの席もaisle seatですか?

と聞いたら そうだと言うのでじゃ変わっても良いですよ、と言って席を変わってあげた訳ですが夕方娘にこの出来事を話すと怒られたの何の。aisleでも後方だったこと。

まず私が知らなかった飛行機の席の問題を

改めて知りました。飛行機の場所で値段が決まる、

エコノミーでも場所によって値段が違う事、

飛行機は安全の面でパイロットに近い方から高く設定されていて、

ファースト、ビジネス、プレミアム、エコノミーとなってる事、主翼の中に燃料タンクがあり、クラッシュ時そこから爆破する危険性があること、

中央席は両端のaisle席よりも時として

アテンダントのサービスを忘れられ易い等々。

ポーランドでは学校は6月23日から夏休みに入り子供たちも含む

家族連れも乗っており夏休みなどの繁忙期に並んで座りたいならやっぱり

事前に追加料金を払ってでも確保しておくべきだと思います。

私がポーランドに行く半年前から私のために

私が楽に機内で過ごせるように良い席を確保するためにLOTに行ったりネットで

探した結果、前方の良い席を追加料金を払って

確保しているのに私に席を代わってと言った人は狡い人で

隣に座りたいのにちゃんと追加料金を払わずに航空券だけを買ってるという事らしく

並びで座りたいのなら事前に追加料金を払って席を買うべきで 娘としては

年寄りを動かさなくてもよいではないかとのことだったらしいです。

娘は私の高血圧や健康の事を考え 万が一の事故の事なども考えた結果,

早くから購入してたと言う事で、それを聞いた私も娘達の気持ちも考えずに

親切心だけで変わってしまったことを後悔しました。

まあ変わってあげるにしても時と場合によるというか、人柄によるというか。

以前ヨーロッパ内の高速列車内で非常口付近の広い席に座っていた女性が

此処は好きじゃないしあなた達は離ればなれに座ってる見たいだから

変わりましょうか?と言ってくれたためこちらが変わってくださいと

言ったのではなくとも手間を相手にかけたとお婿さんが車内販売している

飲み物とスナックを彼女にありがとうとお渡しした出来事を話してくれました。

所でその飛行機の男性は降りるときにお礼の一言もお母さんに言ったの?

と言いましたので私もNOと言いましたら娘はそんな人間だからそんな図々しい事

するのよと一言。一緒の席に座りたければ適正価格でちゃんと計画して購入しておくことが常識とか。この件に限らず海外で暮らす事の大変さを今回アパートメントで経験した事を通じて知った能天気、お気楽気質に落ち込む婆さんです。

娘夫婦は今のアパートメントを購入する際日本から何回か足を運び移住する際の

住居探しをしました。お婿さんは小さいころから暮らしてきたクラクフ

旧市街の物件を探していましたので通っていたヤゲウォのすぐ近くに良い物件を二人で見つけて娘が内部をデザインしてやっと落ち着いたと思ったら住んでいるところが

60%以上アパートメントホテルになってしまい 

海外からくるお行儀の悪い観光客に悩まされたり

旧市街の建物の壁面には付けられない空調機器が屋根に付けられて

騒音に悩まされレジデンスの住民とapartmentホテル側と弁護士を介して

話し合いに持ち込んだり本当に苦労したようです。

環境は人を育てるというか強くするというか娘も中々の強者になりました。

でも良い伴侶と友人をもっていることは悪い事ばかりではないような気がします。

私が泊まっている夜も2回ばかりイギリスだかドイツだかの観光客が深夜大きな音を

立てて目が覚めましたが次の日娘に話したら駄目よちゃんと言ってくれなきゃ、

ここではレジデンスの住民は営利目的のアパートメントホテルから保護されていて、apartmentホテルの利用者が騒ぎを起こした場合は警察がすぐに来てくれ、

罰金も取られることが有るそうです。また2回以上騒ぎを起こしたホテルは営業停止に出来るそうです。(警察官からの情報)ふーむと納得しました。ヨーロッパは最近

スペインでもパリでもAirbnb問題がありましたがあちこちで住んでいる住民との

軋轢が取りざたされていた件ですが此れをもって私自身も問題を知りました。中々難しい事です。

   

 

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お天気の良い日で風も涼やかに吹いていた

織物会館前の広場。

 

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クラクフ名物オブヴァジャネック売りの

側にいた可愛い2匹のチワワ?

オブヴァジャネック売りはたいていは老人が多いような気がしますが

このチワワを連れたオブヴァジャネック売りは若い青年でした。

多分お休みか何かでおばあちゃんかおじいちゃんのお店を

手伝ってあげているんでしょうか?

オブヴァジャネックはプレッツェルのような

固めの香ばしいパンです。焼き立ては

香ばしく美味しいです。滞在中オブヴァジャネック作り教室に参加しました。

とても楽しく、オブヴァジャネックの

歴史とレシピをもとに教えて貰いました。

オブヴァジャネック教室の事は又次回に。

 

 

 

 

 

 

 


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