ポーランドのイースター便りと名残惜しい桜
春を感じるこの頃ですがクリスチャンに
とっては大事なイベント、イースターがやって来ました。
イースターとは所謂復活祭でキリストの誕生を
祝うクリスマスと並ぶ大きな行事です。
娘の住むクラクフでも例外なく
金曜日から月曜日まではお休みとなり
お店も閉まりますし、学生なども
お休みの間故郷へ帰るとか。
そしてクリスマスと同じく家族揃って
ご馳走をたべてお祝いをするという事です。
食卓を囲むそうです。
教会に持っていく籠の中身は
バブカ、ソーセージ、いつもお料理に使う
お塩、ブクシュパンという緑の枝をデコレーションに
必ずいれるそうです。そしてウサギを模った
チョコレート菓子、卵。
ウサギは外せません。
ウサギは子沢山な事から豊穣、豊かな
生命を表しそれを産んだのはウサギだと
伝えられているそうです。
バブカはどう見てもクグロフですが
中央ヨーロッパは民族的に歴史の中で
混じり合った部分がありますので
其々の国で名前は違っても同じ様なものが
あります。ドイツのバームクーヘンも似たような
お菓子がポーランドにも古くからあります。
教会に各家庭から持ち込んだ籠を置く台が設置されていて、
そこに置いた籠に神父さまがお祈りをして聖水を振りかけて
下さり 家にもち帰るとなります。
それを次の日の朝、朝食で頂くという事です。
娘のバスケットは大きくちょっと
恥ずかしかったと言っておりましたが私に似て
食に対する思いが強く??ちょっと量が過ぎたかなと
恥じておりましたした。
クラクフ聖アンナ教会お御堂
庭の海棠は丁度桜の咲くころに満開となってきますが
今年は調子が良くありません。
多分私が下手な剪定をしてしまったものと思われます。
がっかりです。来年はどうなる事やら。
主人の母が好きで植えた椿ですがここ何年も良くない状態でした。
しかしあに図らんや今年はこんなにきれいに咲いてくれました。
同じ木に濃いピンクと薄いピンクの斑入りの花が咲きました。
本当にきれいで今年咲いてくれてハッピーです。
わが家の近くの森の桜も満開で
そろそろ散り始めとなりました。
湖面に移る桜がきれい!
鳥の名前がわかりません。鷺の種類でしょうか?
去年の暮れのウニです。
見てみるとやはり心なしか力と言うか
元気がなくなってきていたのかなと思いました。