ウニは逝ってしまった。

5日の22:38分に爺さんと私に見守られながら

ウニはお空に逝ってしまいました。

最近は食欲があったりなかったり

調子は良くは有りませんでした。その日も

夕食を食べた後もまだ頂戴とおねだりしたぐらいでしたが22:00頃爺さんが

ウニ、寝る前にオシッコに行こう、と

いつもの様に起こそうとしましたら

もう身体の全身の力が抜けたように

起き上がれません。丁度 上の娘とスカイプの途中でして、娘も ウニ頑張って!

どうしたのと呼びかけました。

3、4度私達を捜す仕種をしまして

爺さんと私が体を摩りながら ウニ大丈夫よ

大丈夫よと声を掛けると安心したような

表情で静かにフゥーと最期の呼吸をして

14歳9ヶ月の犬生を終えました。呆気ない最後でした。

ウニは穏やかで優しい犬でした。

先ず人を吠えると言う事もありませんでしたし、小さな犬は苦手で、お散歩途中吠えられると私達の影に隠れました。

お庭にくる鶯の鳴き声をそよ風に吹かれながらデッキに出て聴いていました。

毎日私の拙いピアノをじっと聞いてくれていました。爺さんが なんだもう少し滑らかには弾けんのか?下手なピアノを聞かされる身になってくれよと、言っていても

私の下手なピアノにじっと耳を傾けてくれる、私の唯一の聴衆?でした。

高齢で歩くことも大変な時も粗相はしないのです。ウニ無理しなくていいのよ!

と呼びかけてみてもそれをわかっているのかはわかりませんが

最後まで 健気な犬でした。

ウニの逝きかたは潔良かった。

私達に死に方の見本を見せてくれました。

苦しまず、私達の手を煩わせないように

あっという間に見事に逝ってしまいました。

最後まで優しい犬でした。爺さんが言いました。

ウニが逝ってしまって又二人きりの振り出しに戻ったなと。

本当に心にぽっかり穴が開いたような気がします。

ウニは私たちにとって大きな存在でした。15年近く家族と共に

生きてきて楽しい時も辛い時もそばにいてくれました。

このブログを始めたキッカケもウニでしたし

blog名に15歳になるゴールデンと入れたのも

15歳を超えて欲しいとの願いからでした。

でも願いも虚しく14歳と9カ月で犬生を

終えてしまいました。私はリーインカーネイションは信じて居ませんが

魂は肉体の死後も生き続けると信じています。

肉体は滅びても魂は永遠だと思っているのです。

ウニがお空に逝って色んな事を考えてしまって今は整理がつきません。

今朝はウニが聴いてくれていると思って、下手なピアノでも

メンデルスゾーンの無言歌を弾きました。きっと又下手なピアノ

だけどウニが聞いてあげるとお空で言っているような気がします。

やっぱり堪らなく寂寥感があります

ブログをこのまま続けていけるか、

いくとするとタイトルはどうすれば良いか、

ウニは居なくなっても思い出として

このタイトルのまま行こうかなど思い巡らしています。

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 ウニがお空に行ってしまい思わず

下手なスケッチをしてしまいました。優しい顔で今にも

起き上がりそうでした。ウニらしいセレモニーも

して頂いて小さなお骨になって我が家に帰ってきました。

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サリーちゃんのママに頂いたお花

 

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公園に一輪だけ咲いていた水仙

ウニのために密やかに咲いているように

思いました。

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私の見苦しい足も写っておりますが

いつもいつも こうして側にいてくれました。

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