晦日に起こった恐るべしpoczta事件 とお正月に頂く屠蘇散の話
皆様明けましておめでとう🌅🎍御座います。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
1月2日となり何だかんだとすぐに七草粥が来てしまいます。
クリスマスを待っていた12月始めが懐かしい!
さて我が家では晦日に起こった
ポーランドの郵便局事件に振り回されました。
事の発端は娘に頼まれた本をSAL便が安いのでそれで送って欲しいとの事でした。
しかし、暮れの事でしたから早く確実に届くようにEMSで21日に発送しました。
本来なら4日で着く予定でしたがまあ、26.か27には
確実に着くであろうと思っていました。30日にスカイプで
娘と話していて、あれっそう言えば郵便着いている頃だけど追跡番号教えて、
と言いますので娘が確認した所、えー配達済みになってるわと。
おのれーポチュター(私の弁)怒り心頭の娘にお婿さんはすぐに
クラクフ中央郵便局に問い合わせに行きました。窓口に掛け合って、
届いたとされていて実際には届いて居ない郵便物の件を申し立てましたら
職員も埒があかなく、担当の配達員が判明しましたので本人に聞くと
本人がその郵便物はアパートメントの一階の
コンシェルジュだかなんだかに渡した、と言った為すぐに娘が確かめに行くと
ここでは預かって居ないと言われ、その旨をまた詰問すると、
いやいや勘違いだった、通りの向こうの銀行のポストに入れてしまったと言い、
あまりのいい加減さにお婿さんは怒り心頭で、兎に角今日中に我が家まできちんと
届けなければ郵便物盗難として警察に届けると、そして経過を文書にして
判をもらい提出して帰ってきたそうです。暫くしてその郵便配達員のおじさんが来て
いやー当日熱が出ちゃってて具合悪かったんだよねとか、一転二転する言い訳で
最早怒ると言うよりあまりのいい加減さに
笑うしかない状態だったらしいのです。
推察するに配達日にクリスマス前後だったので配達したくなくて、クリスマスの週はお休みの所が殆どで受け取る方も多分お休みだろうから気が付かないだろう、
クリスマスから新年が明けてからでも配れば良いだろうと勝手に
解釈してたのではなかろうかと。おまけに多分おじさんはネットで
追跡確認できるシステムも知らなかったのではなかろうかと。
いやーポーランドの郵便局のいい加減さは
噂では聞いて居ましたが此れほどまでとは
しかし何故か憎めない、むしろお笑いであきれ果ててしまいました。
そんなことはめったにないわと言っていたそうですが
日本の郵便事情と比べてなんて違うのかとも思ってしまいました。
まあきっちりして真面目な日本人からすると考えられないところですが
時間なんて考えなくても届ければいいんでしょってところなんでしょうか?
津和野の高津屋伊藤白石堂から頂いた屠蘇散
桂皮の良い匂いがします。
津和野は祖母が毎年商売繁盛の祈願にお稲荷さん詣でをしていまして
よく連れて行かれました。津和野は私の思い出の街でもあります。
山陰の小京都と呼ばれ山間に突然現れる美しい隠れ里のような街です。
津和野藩の城下町でもあります。屠蘇散の話が横道にそれてしまいましたが
屠蘇散の処方は桂皮、山椒、陳皮、桔梗、大黄、丁子、浜防風等々
が入っており漢方でもあります。特に効能というほどのものではないようですが
お正月に食べ過ぎた胃に健胃効果がある位だそうです。
中国では唐の時代から、日本では平安時代からの記録が残っているようです。
一年間の邪気を払い長寿、健康を願って飲む縁起物のお酒という所でしょうか。
毎年特に考えずに飲んでおりましたが今年は改めて再確認しました。
毎年同じおせち料理です。
ウニも関節や皮膚の状態は良くはありませんが
年は越せました。何か美味しいものは私にもあるのかしら?
ちょうだい!ちょうだい!と言わんばかりに
催促しに来ます。
今年も当分大丈夫そうな気がします。