グダンスクからマルボルクへ

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ペンドリーノでグダンスクからマルボルク駅まで約30です。

 

 

あくる朝は朝食後 再びグダンスクの街歩きをし、

娘が気になって居た琥珀のお店で

そのお店の素敵な老婦人の店主との楽しいやり取りがあり

とても気に入った琥珀を購入することが出来ました。流石琥珀の街グダンスク、クラクフで買うよりは少々お安く手に入ったと喜んでおりました。

その後ホテルをチェックアウトしいよいよ 確か世界の城10選だの25選だのに挙がっているドイツ騎士団の居城マルボルクへ向かいます。

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グダンスク駅からペンドリーノに乗りお昼過ぎにマルボルクに到着しました。

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駅は人もまばらでシーズン外なのか本当に静かで私たちにとっては

観光客が少なくラッキーでした。

駅を出てお城までの間に商店街?がありますがのんびりしたイメージでした。

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インフォメーションセンターから暫く歩いてメインエントランスに行くまで見渡す外観は壮観の一言です。私がショックを受けたのは上の写真です。

1945年の年、日本の昭和20年の終戦の年です。

日本も焼け野原だったでしょうが

マルボルクもここまでひどい状態だったのですね。

私はてっきりドイツの攻撃と思いましたらある方とうちのじいさんに

指摘を受けました。マルボルクは当時ドイツ領だったという事で

立てこもったドイツ軍を攻撃したのはロシア赤軍だったんですね。

ここはその昔スウエーデンとの戦争で占拠されたりポーランド分割の時代は

プロイセン王国領になったりと大変な場所だったんですね。

しかし戦争でここまで壊されて

悲しいことでしたがよく此処まで修復されたと思います。

このお城はよく言われてるように一日ではとてもすべてを見られません。

なので見たいところを厳選して観光しました。

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広大な中庭

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大広間、兵どもの夢のあとではありませんが

ここで繰り広げられたであろう祝宴が

思い浮かべられました。

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ヨーロッパの中世を彷彿とさせるステンドグラス

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ゴシックレストランの入り口

実は花より団子?の食いしん坊の私はお婿さんが見つけてくれたこの

レストランが本当に気に入りました。ドイツ騎士団ともう一つ中世のレシピ本をもとに料理のレシピを現代風にアレンジしてだしているのだとシェフが私たちのテーブルに来て話してくれました。

※レシピ本の件間違えておりましたので訂正しました。

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10種類の味のパン

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きゅうりのスープ。絶品でした。

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鴨肉のピエロギ美味しすぎました!

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パンプキンソースのローストチキン野菜添え

パンプキンのクリームソースがこれまた絶品!

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熱い陶板のお皿の上にローストしたキノコとお野菜これはソースが

またまた美味でクラクフに帰って再現してみましたが同じようにはいきませんでした。

レストランはお客さんもまばらで(閉店間近だった為)

のんびり頂くことができました。おしゃべりしながら

テーブルの向こうを見ると何か打ち合わせをしていらっしゃるようで

オーナーらしい方がにこりとあいさつをされました。

私たちもあいさつを交わし、しばらくして

テーブルまで来られ「日本からですか?」 「そうです」と

「日本の方は舌が肥えているから日本人が美味しいと言ってくれれば間違いない」と話されました。おまけにお婿さんにグラスワインまでサービスして頂き

「もしここの料理に満足したらトリップアドヴァイザーにも書いてください」と言われて「わかりました、本当に美味しかったので是非書きます」と話しました。

来年でしたか此処で大きなイベントがあるのでその打ち合わせをしているとのことでした。シェフも出てきてここのお料理のハーブはほとんどこの城の中のハーブ園で作っているしローズガーデンもありますよと教えて下さいました。私たちも是非来れたらまた来ますと言ってレストランを出ました。本当に楽しく美味しいひと時を過ごす事が出来て大満足でした。お婿さんに感謝!


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